an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

2015-01-01から1年間の記事一覧

「食べ終わった皿に唾を吐く」行為

Ⅱコリント6:13-18 13 わたしは子供たちに対するように言うが、どうかあなたがたの方でも心を広くして、わたしに応じてほしい。 14 不信者と、つり合わないくびきを共にするな。義と不義となんの係わりがあるか。光とやみとなんの交わりがあるか。 15 …

その人はずっと私を待っていた

無責任な言動で、 弱きものを死に追いやり、 「ごめんなさい」も言えない卑劣さは、 自暴自虐に逃げ込んだ。 新地の光も、 偉人の知恵も、 肉の悦びも、 自傷の痛みも、 汚物にまみれた地下室の 扉を開けることはできなかった。 その人は入ってきた。 扉は固…

『ローマびとへの手紙』(12)弁解の余地のない者を弁明する「キリストの血」

ローマ1:18-25 18 神の怒りは、不義をもって真理をはばもうとする人間のあらゆる不信心と不義とに対して、天から啓示される。 19 なぜなら、神について知りうる事がらは、彼らには明らかであり、神がそれを彼らに明らかにされたのである。 20 神の見…

イエス・キリストによる真の安息

マルコ1:21-28 21 それから、彼らはカペナウムに行った。そして安息日にすぐ、イエスは会堂にはいって教えられた。 22 人々は、その教に驚いた。律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように、教えられたからである。 23 ちょうどその時、けが…

「主語」は神の子イエス・キリスト

Ⅰヨハネ1:5-10 5 わたしたちがイエスから聞いて、あなたがたに伝えるおとずれは、こうである。神は光であって、神には少しの暗いところもない。 6 神と交わりをしていると言いながら、もし、やみの中を歩いているなら、わたしたちは偽っているのであっ…

『ローマびとへの手紙』(11)創造者の代りに「獣」を拝むことになる

ローマ1:22-25 22 彼らは自ら知者と称しながら、愚かになり、 23 不朽の神の栄光を変えて、朽ちる人間や鳥や獣や這うものの像に似せたのである。 24 ゆえに、神は、彼らが心の欲情にかられ、自分のからだを互にはずかしめて、汚すままに任せられた。 …

イエスを仰ぎ見つつ

Ⅰテモテ1:3-7 3 わたしがマケドニヤに向かって出発する際、頼んでおいたように、あなたはエペソにとどまっていて、ある人々に、違った教を説くことをせず、 4 作り話やはてしのない系図などに気をとられることもないように、命じなさい。そのようなこと…

「契約書」「遺言」としての聖書

マタイ26:26-28 26 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「取って食べよ、これはわたしのからだである」。 27 また杯を取り、感謝して彼らに与えて言われた、「みな、この杯から飲め。 28…

民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう

jp.sputniknews.com すでに何年も前から、ヨーロッパ各国におけるイスラム化問題は指摘されていた。またそれと並行して、過激な民族主義や愛国主義の芽を見てきた。 今後の移民の大規模な受け入れによって、感情的扇動は避けられないものとなるだろう。群衆…

『ローマびとへの手紙』(10)彼らには弁解の余地がない

ローマ1:18-25 18 神の怒りは、不義をもって真理をはばもうとする人間のあらゆる不信心と不義とに対して、天から啓示される。 19 なぜなら、神について知りうる事がらは、彼らには明らかであり、神がそれを彼らに明らかにされたのである。 20 神の見…

「子を産むことによって救われるであろう」の解釈

Ⅰテモテ2:9-15 9 また、女はつつましい身なりをし、適度に慎み深く身を飾るべきであって、髪を編んだり、金や真珠をつけたり、高価な着物を着たりしてはいけない。 10 むしろ、良いわざをもって飾りとすることが、信仰を言いあらわしている女に似つか…

第一コリント14章における女性に対する教えについて

昨日の記事万人救済の福音の検証(6)「すでに救われている」? - an east windowのコメント欄で書いた経緯で、第1コリント14章について言及があったので、私の検証を共有してみたい。 まず『第1コリントの手紙』は、使徒パウロが自ら伝道開拓したコリ…

万人救済の福音の検証(6)「すでに救われている」?

過去に万人救済論の検証に関する記事(1)~(5)を書いたが、改めて異なる観点を共有したいと思う。 この観点は、万人救済論を説く人々の間では勿論だが、おそらく現代の一般的福音宣教の中でもあまり聞くことがない内容かもしれない。それでも、聖書の中…

御言葉を聞く力にしたがって:『タラントの譬え』

マタイ25:14-30 14 また天国は、ある人が旅に出るとき、その僕どもを呼んで、自分の財産を預けるようなものである。 15 すなわち、それぞれの能力に応じて、ある者には五タラント、ある者には二タラント、ある者には一タラントを与えて、旅に出た。 …

『ローマびとへの手紙』(9)福音のうちに啓示されている神の義

ローマ1:17(口語訳) 神の義は、その福音の中に啓示され、信仰に始まり信仰に至らせる。これは、「信仰による義人は生きる」と書いてあるとおりである。 文語訳 神の義はその福音のうちに顯れ、信仰より出でて信仰に進ましむ。録して『義人は信仰により…

お知らせ:『屠られた子羊の啓示』に追記を加えました

『屠られた子羊の啓示』に追記を加えました。 eastwindow18.hatenadiary.com

『ローマびとへの手紙』(8)わたしは福音を恥としない

ローマ1:14-17 14 わたしには、ギリシヤ人にも未開の人にも、賢い者にも無知な者にも、果すべき責任がある。 15 そこで、わたしとしての切なる願いは、ローマにいるあなたがたにも、福音を宣べ伝えることなのである。 16 わたしは福音を恥としない。…

自律した「Beast」

wired.jp 「わたしの望みは、この世を去る前に、この世界に新しい見本を残すことです」と、彼は言う。「この動物がわたしから完全に独立して生きることをわたしは夢見ています。まだこの夢は実現していないんです」 「創作者から完全に独立した生き物をこの…

『ローマびとへの手紙』(7)使徒パウロの切なる願い

ローマ1:10-15 10 わたしは、祈のたびごとに、絶えずあなたがたを覚え、いつかは御旨にかなって道が開かれ、どうにかして、あなたがたの所に行けるようにと願っている。このことについて、わたしのためにあかしをして下さるのは、わたしが霊により、…

「マンハッタンの成功」と「ゴルゴタの失敗」

インターネット上で、フランシス法王が先月、ニューヨークの聖パトリック大聖堂におけるスピーチの中で、「イエス・キリストの十字架の死は失敗だった」と語ったことが話題になっている。 以下のサイトでは、スペイン語のスピーチを英訳したものである。 abc…

『ローマびとへの手紙』(6)ローマの聖徒たちの信仰

ローマ1:6-8 6 あなたがたもまた、彼らの中にあって、召されてイエス・キリストに属する者となったのである―― 7 ローマにいる、神に愛され、召された聖徒一同へ。わたしたちの父なる神および主イエス・キリストから、恵みと平安とが、あなたがたにある…

『ローマびとへの手紙』(5)信仰の従順

ローマ1:5(新改訳) このキリストによって、私たちは恵みと使徒の務めを受けました。それは、御名のためにあらゆる国の人々の中に信仰の従順をもたらすためなのです。 ここにはパウロと彼の同労者が、「キリストによって」、「使徒の務め」を受けたこと…

『ローマびとへの手紙』(4)ダビデの根また子孫

ローマ1:3aー4 御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、聖なる霊によれば、死人からの復活により、御力をもって神の御子と定められた。 これがわたしたちの主イエス・キリストである。 ここでは、御子イエス・キリストに関する簡潔で深遠な啓示が記述…

『ローマびとへの手紙』(3)神の福音は御子に関するものである

ローマ1:1-4 1 キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロから―― 2 この福音は、神が、預言者たちにより、聖書の中で、あらかじめ約束されたものであって、 3 御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの…

『ローマびとへの手紙』(2)キリスト・イエスの僕そして使徒

ローマ1:1-4(前田訳) 1 パウロ、キリスト・イエスの僕、召されて神の福音のため選ばれた使徒から・・ 2 この福音は、神がその預言者たちによって聖書でかねて約束されたもので、 3 そのみ子についてのことです。彼は肉によればダビデの末から生まれ、…

『ローマびとへの手紙』(1)パウロ

ローマ1:1-7 1 キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロから―― 2 この福音は、神が、預言者たちにより、聖書の中で、あらかじめ約束されたものであって、 3 御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの…

「涙をもって種を撒く」イエス・キリスト

西暦6年にユダヤ・サマリア・イドマヤの地方がローマ帝国の属州となってから、第一次ユダヤ戦争の結果、西暦70年にエルサレムが神殿と共に破壊され尽くすまでの期間は、ユダヤ人の民族意識にとっては異邦人による被支配という非常に屈辱的な時期であった…

要点は、かしらなるキリスト

へブル8:1-2 1 以上述べたことの要点は、このような大祭司がわたしたちのためにおられ、天にあって大能者の御座の右に座し、 2 人間によらず主によって設けられた真の幕屋なる聖所で仕えておられる、ということである。 和訳ではほぼすべてのバージョン…

人に惑わされないように気をつけなさい

マタイ24:1-28 1 イエスが宮から出て行こうとしておられると、弟子たちは近寄ってきて、宮の建物にイエスの注意を促した。 2 そこでイエスは彼らにむかって言われた、「あなたがたは、これらすべてのものを見ないか。よく言っておく。その石一つでも…

動機

マタイ22:15-22 15 そのときパリサイ人たちがきて、どうかしてイエスを言葉のわなにかけようと、相談をした。 16 そして、彼らの弟子を、ヘロデ党の者たちと共に、イエスのもとにつかわして言わせた、「先生、わたしたちはあなたが真実なかたであっ…