an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう

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 すでに何年も前から、ヨーロッパ各国におけるイスラム化問題は指摘されていた。またそれと並行して、過激な民族主義や愛国主義の芽を見てきた。

 今後の移民の大規模な受け入れによって、感情的扇動は避けられないものとなるだろう。群衆の心理を操作し自分の目的のために利用するものも必ず出てくるだろう。現代の欧米が誇る民主主義の理念からすれば、彼らに平等の権利が与えられなければならないし、キリスト教的概念からすれば、愛を持って接さなければならない。

 しかしそのどちらをも「役に立たない建前」として吹き飛ばされてしまう「恐れ」という感情的扇動は、「妥協した自己を正当化したい深層心理」の力を受け、暴力的対立と変わっていくことは、前世紀の人類の歴史が証明している。

マタイ24:4-8

4 そこでイエスは答えて言われた、「人に惑わされないように気をつけなさい。 

5 多くの者がわたしの名を名のって現れ、自分がキリストだと言って、多くの人を惑わすであろう。

6 また、戦争と戦争のうわさとを聞くであろう。注意していなさい、あわててはいけない。それは起らねばならないが、まだ終りではない。

7 民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、ききんが起り、また地震があるであろう。

8 しかし、すべてこれらは産みの苦しみの初めである。

9 そのとき人々は、あなたがたを苦しみにあわせ、また殺すであろう。またあなたがたは、わたしの名のゆえにすべての民に憎まれるであろう。

10 そのとき、多くの人がつまずき、また互に裏切り、憎み合うであろう。

11 また多くのにせ預言者が起って、多くの人を惑わすであろう。

12 また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう。

13 しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。 

 情勢を不安定化し、不満感情を煽り、内部対立で疲労させる。その後、唯一の解決策としてやがて現れる「不法の者」が、その権威に服従を強要するだろう。

 しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。

 

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