an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「聖書の無誤性」について

「聖書の無誤性」村上 密 Blog http://maranatha.exblog.jp/20579785/ ある教団やグループの教義や声明文が、救いをもたらすのでは無いことは明らかである。『この教会は聖書に忠実な教会です』とホームページで宣言することが、その教会を聖書に忠実な教会…

弱さのうちに顕れるキリストのいのち(3)老い

ルカ2:25-38 乳児であったイエスが両親に抱えられてエルサレムの宮に初めて入った時、主なる神は二人の非常に高齢な男女の老人たち、シメオンとハンナを証し人として選ばれた。ハンナは八十四歳の預言者であった(37節)。シメオンの年齢は書かれては…

父と子と聖霊との名によって

マタイ28:18-20 イエスは彼らに近づいてきて言われた、「わたしは、天においても地においても、いっさいの権威を授けられた。それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、あな…

神は愛なり

主なる神にとって、自分達の利益や栄光ばかり考えているような我々人間と共にいる「必要」が本当にあるのだろうか。三位一体の関係において全てに満たされている方、完全に独立自立している方、無から有を呼ぶ創造主なる神、全ての所有者、全知全能の神に何…

家の外、家の内

マルコ3:20,21 イエスが家に戻られると、また大ぜいの人が集まって来たので、みなは食事する暇もなかった。イエスの身内の者たちが聞いて、イエスを連れ戻しに出て来た。「気が狂ったのだ。」と言う人たちがいたからである。 マルコ3:31-35 さ…

サウイフモノニワタシハナリタイ

The Man Who Planted Trees / Jean Giono http://youtu.be/HWoteLr-Yos ビデオの埋め込みがうまくできませんでしたが、実に美しいストーリーです。 自分の人生に委ねられたことを黙ってやり通す。 サウイフモノニワタシハナリタイ

人間の理念とイエス・キリスト

最近、一人のイスラム教徒と一緒に聖書とコーランについて話す機会が与えられている。イタリアには非常に多くのイスラム教徒の移民(イスラム教徒と言っても、北アフリカ系、中東アラブ系、スラブ系、アジア系、など非常に多彩である)がいるが、彼らとオー…

弱さのうちに顕れるキリストのいのち(2)マグダラのマリヤ

ヨハネ20:11-17 しかし、マリヤは墓の外に立って泣いていた。そして泣きながら、身をかがめて墓の中をのぞくと、白い衣を着たふたりの御使が、イエスの死体のおかれていた場所に、ひとりは頭の方に、ひとりは足の方に、すわっているのを見た。すると…

弱さのうちに顕れるキリストのいのち(1)封印された墓

ヨハネ19:38-42 そののち、ユダヤ人をはばかって、ひそかにイエスの弟子となったアリマタヤのヨセフという人が、イエスの死体を取りおろしたいと、ピラトに願い出た。ピラトはそれを許したので、彼はイエスの死体を取りおろしに行った。また、前に、…

レタスにヘアドライヤーをあてられますか。

随分前のことだが、ある女性が料理の準備をするのに居合わせたことがあった。彼女はサラダを用意していた。レタスを丁寧に洗って、笊で水を一通り切ると、彼女は一枚のレタスの葉を笊から取り出し、白い布の上に置いた。完全に水気を取りたいと思ったのだろ…

ヨセフの長子マナセ

創世記41:50-52 ききんの年の来る前にヨセフにふたりの子が生れた。これらはオンの祭司ポテペラの娘アセナテが産んだのである。 ヨセフは長子の名をマナセと名づけて言った、「神がわたしにすべての苦難と父の家のすべての事を忘れさせられた」。 ま…

ダニエルの窓

ダニエル6:10,11 ダニエルは、その文書の署名されたことを知って家に帰り、二階のへやの、エルサレムに向かって窓の開かれた所で、以前からおこなっていたように、一日に三度ずつ、ひざをかがめて神の前に祈り、かつ感謝した。そこでその人々は集まっ…

サマリヤの女―疎外感と帰属意識

ヨハネ4:4-30 この聖書の箇所に記述されているイエス・キリストと一人のサマリヤ人の女性との会話を読むと、ある一つの特徴に気が付く。一般論化するのは強引かもしれない。しかし、日常生活の中で多くの人が実感しているものでないかと思う。 疎外感…

土の器

Ⅱコリント4:5-7 しかし、わたしたちは自分自身を宣べ伝えるのではなく、主なるキリスト・イエスを宣べ伝える。わたしたち自身は、ただイエスのために働くあなたがたの僕にすぎない。 「やみの中から光が照りいでよ」と仰せになった神は、キリストの顔に…

ソロモン王の金の盾

1列王記10:14-17 その知恵と栄華で有名なソロモン王は、父ダヴィデから王座を引き継いで4年目、彼が24歳の時から合計20年かけて二つの宮を建てた。最初に7年かけて神の宮を建て、次に13年かけて自分のために王宮殿群を建てた。レバノンから…

福音主義神学の限界と福音の力

本を枕にースピリチュアルな日々 「有名牧師の逸脱行為」からの抜粋引用 http://amendo.exblog.jp/9526546/ 福音主義神学の限界か? 福音主義神学の限界もあるのではないか。成功、生産、発展には寄与するものの、外から襲ってくる人生の闇、暗夜、危機に対…

「精練された金」と「白い衣」と「目薬」の代価

黙示録3:14-22 ラオデキヤにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『アァメンたる者、忠実な、まことの証人、神に造られたものの根源であるかたが、次のように言われる。わたしはあなたのわざを知っている。あなたは冷たくもなく、熱くもない。む…

ハバククの引き籠り

ハバクク2:1(新改訳) 私は、見張り所に立ち、とりでにしかと立って見張り、 主が私に何を語り、私の訴えに何と答えるかを見よう。 預言者ハバククは前章においていくつかのの切実な問いかけを主なる神にしていた。 2節 主よ、わたしが呼んでいるのに、…

私の隣人、私が隣人

ルカ10:25-37 この有名は『善きサマリア人』のたとえ話は、ある律法学者が自分がするべきことをしていないことに対して自己を正当化しようとしたことが発端となり、イエス・キリストが語ったストーリーである。 自分が知っているなすべき善、『あな…

わが神、わが神。どうして私をお見捨てになったのですか。

マタイ27:46 「わが神、わが神。どうして私をお見捨てになったのですか。」 救い主が呪いの十字架の上で叫んでいる。 しかし彼の口からは、自分を十字架に架けた宗教家達を罵倒する言葉は決して出てこない。 嘲笑する権力者達に命乞いもしない。 自分を…

ゲハジの神

II 列王記5章20-27節 神の預言者エリシャに仕えていた若者ゲハジは、病気から癒されたばかりのアラムの将軍ナアマンを追いかけた。そして自分の主人エリシャの名によって、ナアマンに贈り物を求めた。 「私の主人は私にこう言ってよこしました。『たっ…

宮清め

聖書を読むとイエス・キリストは地上における三年半の公の働きの間、所謂「宮清め」を二回行ったことがわかる。一度目は公の働きを始めた直後(ヨハネ2:13-17)、二度目は十字架の死を目前が迫った過越の祭りの前に行った(マタイ21:12-13、…

この世の君

この世の君による本当の支配の本質は見えないところにあり、表に出ている権力者らはその支配者の道具や操り人形でしかない。 この支配者が真に求めているものは、富や道徳的退廃などではなく、神だけが持ちうる「絶対的権力」であり、神のみに許されている「…

手紙

『新約聖書』全27書の内、実に21書が手紙という文書形式で書かれている。その他の6書のなかでも、『ルカによる福音書』『使徒行伝』、あの『黙示録』でさえも特定の個人もしくは教会に対して書き送られたものである。 神という絶対的な存在を伝えるには…

魂の牧者

聖霊の主要な目的の一つは、信者を復活・昇天した主であるキリストと一体化し、彼の復活のいのちを信者の経験の中で実際のものとすることです。時代が終末―キリストの顕現―に向かって進むにつれて、二つの特徴がますます明らかになるでしょう。一方において…

十字架の言

マタイ16:24 それから、イエスは弟子たちに言われた。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。」 全ての人が何かに従っている。 無意識であっても意識的であったとしても、絶えず何かに…

十字架につけられたキリスト

キリストの十字架は、全てを焼き尽くす火の燃える祭壇である。 その上では私たちの全てのものが灰となる。 キリストの十字架は、すべてを照らし出す光である。 その上で私たちの全てのものが神の妥協のない完全な裁きを受ける。 キリストの十字架は、私たち…

邪悪な計画

この世の君に操られ、世界を動かしている気になっている人々がいる。 まるでチェスでもしているかのように。 1889年7月31日 ロスチャイルド家の資金によりパレスチナの土地にリション・レジオン(Rishon Le Zion =First to Sion)が建立される。 66…

キリストの愛の中に

黙示録12:12 それゆえに、天とその中に住む者たちよ、大いに喜べ。しかし、地と海よ、おまえたちはわざわいである。悪魔が、自分の時が短いのを知り、激しい怒りをもって、おまえたちのところに下ってきたからである。 マタイ24:10-13 そのとき…

あなたの前に開かれた門

黙示録3章8節 見よ。私は、誰も閉じることのできない門を、あなたの前に開いておいた。 人から不気味がられ、責められ、全く理解されなくとも、ただ聖書の御言葉を愛し、ひたすら主の御名の栄光を求める人の前には、開かれた門が備えられている。 それは声…