an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ブドウの収穫

(ケースに手摘みで収穫されたピノ・グリージョのブドウ) 宿泊していたアグリツーリズモでブドウの収穫をしていた。傍から見れば、収穫されたケース一杯のブドウは喜びでしかないが、この収穫は農家の方の年間を通しての労苦を意味している。特にこの農家は…

イタリア中部地震

(13世紀の鍾塔が崩壊せず立っている。その時計の針は、最初の揺れが起きた3時37分を指したまま止まっている。) 今回の地震では、特にAmatrice(アマトリーチェ 動詞Amareから派生する「愛する人」「恋人」「アマチュア」という意味)という町が被害が…

胡桃の木

宿泊しているアグリツーリズモにあるクルミの大木の幹。 ねじ曲がり、裂け、虫食い、今にも倒れそうな幹にもかかわらず、その葉は瑞々しく、心地よい木陰をつくっている。何より、今でも毎年大きな籠一杯になるほど実を結ぶという。 人生における様々な試練…

ミンチョ川のボルゲットにて

ここ数日、ガルダ湖周辺でちょっとした家族旅行の時を過ごした。計画など立てず、地元の人たちに勧められるまま、小さな村や城跡を巡った。 特に気に入ったのが、ガルダ湖から流れ出るミンチョ川沿いにあるボルゲット Borghetto(「小さな村」という意味)と…

主イエス・キリストだけを誇る僕の霊性

Ⅱコリント11:22-30 22 彼らはヘブル人なのか。わたしもそうである。彼らはイスラエル人なのか。わたしもそうである。彼らはアブラハムの子孫なのか。わたしもそうである。 23 彼らはキリストの僕なのか。わたしは気が狂ったようになって言う、わたし…

「彼はいま祈っている」

使徒9:10-12 10 さて、ダマスコにアナニヤというひとりの弟子がいた。この人に主が幻の中に現れて、「アナニヤよ」とお呼びになった。彼は「主よ、わたしでございます」と答えた。 11 そこで主が彼に言われた、「立って、『真すぐ』という名の路地に…

「何も見えず、何も持っていなかった」バルテマイの信仰

マルコ10:32-52 32 さて、一同はエルサレムへ上る途上にあったが、イエスが先頭に立って行かれたので、彼らは驚き怪しみ、従う者たちは恐れた。するとイエスはまた十二弟子を呼び寄せて、自分の身に起ろうとすることについて語りはじめられた、 33 …

「点」と「線」の出会い

マルコ10:46-52 46 それから、彼らはエリコにきた。そして、イエスが弟子たちや大ぜいの群衆と共にエリコから出かけられたとき、テマイの子、バルテマイという盲人のこじきが、道ばたにすわっていた。 47 ところが、ナザレのイエスだと聞いて、彼は…