an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「律法にはなんと書いてあるか。あなたはどう読むか」

ルカ10:25-28 25 するとそこへ、ある律法学者が現れ、イエスを試みようとして言った、「先生、何をしたら永遠の生命が受けられましょうか」。 26 彼に言われた、「律法にはなんと書いてあるか。あなたはどう読むか」。 27 彼は答えて言った、「『心…

「ふるび衰える骨」、そして主イエスの十字架

詩篇32 1 そのとががゆるされ、その罪がおおい消される者はさいわいである。 2 主によって不義を負わされず、その霊に偽りのない人はさいわいである。 3 わたしが自分の罪を言いあらわさなかった時は、ひねもす苦しみうめいたので、わたしの骨はふるび衰え…

「聖霊の働き」と「人間による吟味・検証」

使徒17:10-12 10 そこで、兄弟たちはただちに、パウロとシラスとを、夜の間にベレヤへ送り出した。ふたりはベレヤに到着すると、ユダヤ人の会堂に行った。 11 ここにいるユダヤ人はテサロニケの者たちよりも素直であって、心から教を受けいれ、果し…

教義や偏見による「モザイクフィルター」

上の作品は、ウィキペディアの「水墨画」のページにある、長谷川等伯作『松林図屏風 左隻』(東京国立博物館、国宝)の写真である。 中と下の映像は、上の作品にモザイク加工をしたものである。特定の位置の区画内の色の占有率から「代表する色」を決定する…

詩篇38篇(2)罪における人間の実態

詩篇38 1 記念のためにうたったダビデの歌 主よ、あなたの憤りをもってわたしを責めず、激しい怒りをもってわたしを懲らさないでください。 2 あなたの矢がわたしに突き刺さり、あなたの手がわたしの上にくだりました。 3 あなたの怒りによって、わたしの…

詩篇38篇(1)神の怒り

詩篇38 1 主よ、あなたの憤りをもってわたしを責めず、激しい怒りをもってわたしを懲らさないでください。 2 あなたの矢がわたしに突き刺さり、あなたの手がわたしの上にくだりました。 3 あなたの怒りによって、わたしの肉には全きところなく、わたしの罪…

病室にて

「生きたい」と願いながらも 老衰していく肉体に閉じ込められている魂を前に、 人間は何をなし得ようか。 「正統性の自負心」のなかに籠城する宗教にとって、 薄暗い病室は、まるでゴルゴタの丘のように無意味で忌々しい場所なのか。 それははるか遠くに立ち…