an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

キリストの十字架による新しい命の法則

ガラテヤ6:11-18 11 ごらんなさい。わたし自身いま筆をとって、こんなに大きい字で、あなたがたに書いていることを。 12 いったい、肉において見えを飾ろうとする者たちは、キリスト・イエスの十字架のゆえに、迫害を受けたくないばかりに、あなたが…

高価な肥やし

ルカ13:6-9(新改訳) 6 イエスはこのようなたとえを話された。「ある人が、ぶどう園にいちじくの木を植えておいた。実を取りに来たが、何も見つからなかった。 7 そこで、ぶどう園の番人に言った。『見なさい。三年もの間、やって来ては、このいちじ…

無邪気ではいられない(3)

【2】韓国はなぜ反日か? この長い記事の内容は、全く関連性が無い様に見えるが、実は複雑な関係の隣人を「自分を愛するように愛す」ためには、「相手をできる限り知る努力をする」ことが必要不可欠であることを教えているという意味で、「クリスチャンとイ…

「十字架か杭か」:不毛な議論と十字架の奥義の素晴らしさ

「十字架か杭か」というテーマに関しては、先日の記事『批判の動機』の中で引用した中澤啓介師の『十字架か杭か』が非常に詳しいので参考にしていただきたい。 個人的に今まで何度もエホバの証人の方と話す機会があったが、このテーマが持ち出される度に私が…

「復元」という名の捏造

新世界訳聖書の実像ーものみの塔 第五部『問題点の整理とまとめ』 <まとめ> クリスチャンギリシャ語聖書(新約聖書)に「エホバ」の文字が「復元」される根拠は、膨大な新約聖書古代写本、パピルスには何一つない。 ヘブライ語聖書(旧約聖書)には当然、…

イスラエル民族の「純血性」と十字架

ユダヤ問題特集 ver.2.0 <第7章> 『現在も続くシオニストたちの反セム主義活動』より引用 (全てを鵜呑みすることはできないが、参考になる情報が豊富にあるサイトである) ●シオニズムについて、ジャック・バーンスタインというアシュケナジー系ユダヤ人…

無邪気ではいられない(2)

使徒1:6-8 6 さて、弟子たちが一緒に集まったとき、イエスに問うて言った、「主よ、イスラエルのために国を復興なさるのは、この時なのですか」。 7 彼らに言われた、「時期や場合は、父がご自分の権威によって定めておられるのであって、あなたがたの…

天井の穴

マルコ2:1-5 1 幾日かたって、イエスがまたカペナウムにお帰りになったとき、家におられるといううわさが立ったので、 2 多くの人々が集まってきて、もはや戸口のあたりまでも、すきまが無いほどになった。そして、イエスは御言を彼らに語っておられた…

無邪気ではいられない(1)

マンデラとイスラエル : 村上 密 Blog 「イスラエルを祝福」と言うとき、それは国を指すのか、民族を指すのか、ユダヤ教徒を指すのか、ユダヤ人クリスチャンを指すのか、親イスラエルの人は明確にしていない。私は、イスラエルは、親イスラエルになるように…

イエス・キリストの眼差し

「使徒行伝に書かれた信仰生活をモデルにしている」というモットーを掲げて、自らの信仰や教会の正統性を主張する個人や教団などがある。私個人、納得できない違和感を感じながらも、よく検証することもなかった。しかし、そのような主張をしていた教会が、…

批判の動機

『十字架か杭か』新世界訳研究会 中澤啓介 ラザフォードは、証人たちの失望と落胆の矛先を他に向ける必要があった。そのタ-ゲットになったのがキリスト教世界である。実は、ラザフォードは、その時より数年前、1917年から18年にかけて投獄されなければなら…

キリストが十字架にかけられた日(6)追記

『キリストが十字架にかけられた日』(1)(2)(3)(4)(5)まとめ 先日書いた内容を読み直していて、もう一点示されたので追記しておきたい。 キリストが十字架にかけられた日は、共観福音書の記述によればアビブ(ニサン)の月の第十五日、除酵祭…

参考になるサイト

『教祖様にツッコミを入れるページ』 おどけた感じのビジュアルとは裏腹に、その内容は至って真面目で、分析的なアプローチと細かい配慮には好感をおぼえる。 『「目の中に梁が入っている人」の判別方法 ~怒り~』 『もっともらしいだけの根拠 言葉遊びによ…

誰の責任?(2)

引き続き十二使徒を題材に考察してみよう。 以下、いくつか挙げる主張は正当性をもつだろうか。 十二使徒の一人のイスカリオテのユダは、イエス・キリストを裏切った。だから十二使徒は偽者である。 十二使徒の一人のイスカリオテのユダは、イエス・キリスト…

誰の責任?(1)

『聖書と霊感について』のコメント欄について考えていて、一つの考えが示された。他の読者の方にも有益だと思うので、記事として共有してみようと思う。 マタイ10:1-4 1 そこで、イエスは十二弟子を呼び寄せて、汚れた霊を追い出し、あらゆる病気、あ…

Yes, Jesus loves me! The Bible tells me so.

Hilary Hahn: NPR Music Tiny Desk Concert - YouTube 世界的にトップクラスのヴァイオリニストが、讃美歌「主われを愛す」を弾いている(8:20~)珍しいビデオ。 子供の時に日曜学校に通っていた人なら必ず知っている讃美歌だろう。シンプルな旋律と歌…

聖書と霊感について

Ⅱテモテ3:14-17 14 しかし、あなたは、自分が学んで確信しているところに、いつもとどまっていなさい。あなたは、それをだれから学んだか知っており、 15 また幼い時から、聖書に親しみ、それが、キリスト・イエスに対する信仰によって救に至る知恵を…

キリストが十字架にかけられた日(5)まとめ

『キリストが十字架にかけられた日』というタイトルで、キリストが十字架の上で死んだ日はいつかという問題について私なりに検証し記事にしてみた。 (1)(2)(3)(4) 多くの読者にとっては、非常に回りくどい内容かもしれない。ただ私自身、今回聖…

キリストが十字架にかけられた日(4)

「キリストが十字架に架けられた日」というテーマで共観福音書を検証したが、一番の難問はヨハネによる福音書にある記述の解釈である。特に以下の二箇所は共観福音書との調和を非常に困難にする。 ヨハネ18:28 それから人々は、イエスをカヤパのところ…

キリストが十字架にかけられた日(3)

モーセの律法によって制定された過越祭と除酵祭の日程と、共観福音書の記述と調和させると、過越祭の準備の日から週の初めの復活の日までを時系列に並べると以下のようになる。 アビブの月第14日の午後(日没前):過越の食事の準備(マタイ26:17-1…

キリストが十字架にかけられた日(2)

キリストが十字架に架けられた日について検証する時だけでなく、聖書全般を読むときに大切なことは、当時の環境は現代のそれとは様々な点で異なっていたことを意識することである。(1)のところで書いた通り、新約聖書が書かれた時代には、西暦という概念…

キリストが十字架にかけられた日(1)

数日前のコメント欄において、イエス・キリストが十字架にかけられた日付に関して意見を求められたので、現時点での私の意見をまとめてみたいと思う。ただし、予め二つの重要な前提を明らかにしておきたい。 まず第一に、聖書はイエス・キリストが地上で生ま…

真のやもめ

Ⅰテモテ5:3-16 3 やもめについては、真にたよりのないやもめたちを、よくしてあげなさい。 4 やもめに子か孫かがある場合には、これらの者に、まず自分の家で孝養をつくし、親の恩に報いることを学ばせるべきである。それが、神のみこころにかなうこと…

変わることない命の源泉

この一昔前の二枚の写真を観て、どこの国を想像するだろうか。イタリアだろうか。フランスっぽいと思うかもしれない。 実は1979年の革命前、1970年代のイラン人の写真である。マスメディアの情報から得られる現代のイランのイメージとは全く異なるの…

荒野の奥で

出エジプト3:1-6 1 モーセは妻の父、ミデヤンの祭司エテロの羊の群れを飼っていたが、その群れを荒野の奥に導いて、神の山ホレブにきた。 2 ときに主の使は、しばの中の炎のうちに彼に現れた。彼が見ると、しばは火に燃えているのに、そのしばはなくな…

「見える」という奇蹟

錯視に関する面白いサイトを見つけた。特に以下に列記したモデルは、「見える」ということが、人間の努力によって生み出された機能ではなく、非常に繊細かつ厳密なバランスの上に成立している一つの奇蹟的な賜物であることを改めて確認させてくれるのではな…

光のある間に

ルカ11:29-36 29 さて群衆が群がり集まったので、イエスは語り出された、「この時代は邪悪な時代である。それはしるしを求めるが、ヨナのしるしのほかには、なんのしるしも与えられないであろう。 30 というのは、ニネベの人々に対してヨナがしるし…

純真な目と貪欲な目

マタイ6:19-24 19 あなたがたは自分のために、虫が食い、さびがつき、また、盗人らが押し入って盗み出すような地上に、宝をたくわえてはならない。 20 むしろ自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない天に…

ヘブライ語新約聖書が原典?

新約聖書の最も古い写本は、ギリシャ語で書かれたものである。そのギリシャ語は、古典ギリシャ語ではなく、コイネと呼ばれる口語体で、しかも西セム語(ヘブライ語とアラム語)的表現が多く使われている。聖書学者らの中には、ヘブライ語で書かれたイエス・…

十字架の福音

Ⅱコリント1:8-10 8 兄弟たちよ。わたしたちがアジヤで会った患難を、知らずにいてもらいたくない。わたしたちは極度に、耐えられないほど圧迫されて、生きる望みをさえ失ってしまい、 9 心のうちで死を覚悟し、自分自身を頼みとしないで、死人をよみが…