an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

幸いな人(1)詩編1

詩編1:1-6 1 悪しき者のはかりごとに歩まず、罪びとの道に立たず、あざける者の座にすわらぬ人はさいわいである。 2 このような人は主のおきてをよろこび、昼も夜もそのおきてを思う。 3 このような人は流れのほとりに植えられた木の時が来ると実を結び…

「アポスタシア」の訳について(2)

キリストの再臨と終末預言に関する聖書研究 - an east window しかしここで厄介な問題は、「まずは背教が起こる」と訳されていることです。この「背教」と訳された原語は「へ(ή)・アポスタシア(άποστασία)」です。アポスタシアは二通りの訳があります。ひと…

「アポスタシア」の訳について(1)

「アポスタシア」についてのこの見解は、英訳聖書の翻訳の歴史においも、KJV訳以来、「離れる」「離れること」と訳されて来た、とエマオ出版訳の山岸氏は述べています。もしこの見解が正しければ、患難期前携挙説の有力な聖書的根拠となります。 昨日の聖書…

キリストの再臨と終末預言に関する聖書研究

サイト『牧師の書斎』に、キリストの再臨と終末預言に関する聖書研究があるので是非参考にして頂きたい。非常に明瞭な図解付で、原語の解説も役に立つと思う。キリストの再臨に関しては、現段階で私が聖書を通じて確信を得ている理解とほぼ同じである(まだ…

ピラトの妻の忠告

マタイ27:19 また、ピラトが裁判の席に着いていたとき、彼の妻が彼のもとに人をやって言わせた。「あの正しい人にはかかわり合わないでください。ゆうべ、私は夢で、あの人のことで苦しいめに会いましたから。」 ローマ総督ピラトの妻がどんな夢を見た…

余った部品

マタイ4:4 イエスは答えて言われた、「『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである』と書いてある」。 Ⅱテモテ3:16 聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導…

万人救済の福音の検証(5)マタイ25章

マタイ25:31-46 31 人の子が栄光の中にすべての御使たちを従えて来るとき、彼はその栄光の座につくであろう。 32 そして、すべての国民をその前に集めて、羊飼が羊とやぎとを分けるように、彼らをより分け、 33 羊を右に、やぎを左におくであろう。 …

メシヤの啓示

Ⅰヨハネ4:1-3 1 愛する者たちよ。すべての霊を信じることはしないで、それらの霊が神から出たものであるかどうか、ためしなさい。多くのにせ預言者が世に出てきているからである。 2 あなたがたは、こうして神の霊を知るのである。すなわち、イエス・キ…

万人救済の福音の検証(4)真理による解放と人の心

ヨハネ8:12-59 12 イエスは、また人々に語ってこう言われた、「わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう」。 13 するとパリサイ人たちがイエスに言った、「あなたは、自分のことをあかしし…

アブラハムの祭壇

創世記12:1-9 1 時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。 2 わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。 3 あ…

万人救済の福音の検証(3)絶えざる心の痛み

ローマ9:1-3 1 わたしはキリストにあって真実を語る。偽りは言わない。わたしの良心も聖霊によって、わたしにこうあかしをしている。 2 すなわち、わたしに大きな悲しみがあり、わたしの心に絶えざる痛みがある。 3 実際、わたしの兄弟、肉による同族の…

邪悪な衝動

ルカ23:13-24 13 ピラトは、祭司長たちと役人たちと民衆とを、呼び集めて言った、 14 「おまえたちは、この人を民衆を惑わすものとしてわたしのところに連れてきたので、おまえたちの面前でしらべたが、訴え出ているような罪は、この人に少しもみと…

万人救済の福音の検証(2)神の忍耐と人間の自由意志

ルカ13:6-9 6 それから、この譬を語られた、「ある人が自分のぶどう園にいちじくの木を植えて置いたので、実を捜しにきたが見つからなかった。 7 そこで園丁に言った、『わたしは三年間も実を求めて、このいちじくの木のところにきたのだが、いまだに…

この世の杯

機会があると、時々目的もなくアンティークの雑貨屋を見たりするのが好きなのだが、今日は1925年から続いているという店のショーウィンドウに目が止まった。何気なく置いてあった切子ガラスのゴブレットに、フリーメーソンのシンボルが堂々と刻み込まれ…

香油を臭くする死んだ蠅

伝道者10:1(新改訳) 死んだはえは、調合した香油を臭くし、発酵させる。 少しの愚かさは、知恵や栄誉よりも重い。 (新共同訳) 死んだ蠅は香料作りの香油を腐らせ、臭くする。 僅かな愚行は知恵や名誉より高くつく。 モーセの律法において、主なる神…

ウエストミンスター寺院の中庭の芝生

先日、ロンドンのウェストミンスター寺院を見学した。イタリアのカトリック教会の建造物や装飾を見慣れている私も、その中の独特の圧迫感には驚いた。強烈な御香の臭い、あらゆる床や壁に所狭しと埋め込まれた政治家や著名な作家の墓碑、中央床面の白黒の格…

キリストにおいて(7)井戸端革命

ヨハネ4:11-15 11 女はイエスに言った、「主よ、あなたは、くむ物をお持ちにならず、その上、井戸は深いのです。その生ける水を、どこから手に入れるのですか。 12 あなたは、この井戸を下さったわたしたちの父ヤコブよりも、偉いかたなのですか。ヤ…

キリストにおいて(6)あなたに足りないことが一つある

Ⅰコリント13 1 たといわたしが、人々の言葉や御使たちの言葉を語っても、もし愛がなければ、わたしは、やかましい鐘や騒がしい鐃鉢と同じである。 2 たといまた、わたしに預言をする力があり、あらゆる奥義とあらゆる知識とに通じていても、また、山を移す…

キリストにおいて(5)御霊による分別

Ⅰコリント7:6,10,12,17,25,40 6 以上のことは、譲歩のつもりで言うのであって、命令するのではない。 10 更に、結婚している者たちに命じる。命じるのは、わたしではなく主であるが、妻は夫から別れてはいけない。 12 そのほかの人々に言…

キリストにおいて(4)隠された知恵と知識の宝

コロサイ2:3 キリストのうちには、知恵と知識との宝が、いっさい隠されている。 私達は、この非常にシンプルな真理に対して、同じようにシンプルな信仰を持てなくて、あちこち「宝探し」に時間と労力を浪費しがちである。頭ではこの真理を受け入れていて…

キリストにおいて(3)ガマリエルの勧告と神のアイロニー

使徒5:34-40 34 ところが、国民全体に尊敬されていた律法学者ガマリエルというパリサイ人が、議会で立って、使徒たちをしばらくのあいだ外に出すように要求してから、 35 一同にむかって言った、「イスラエルの諸君、あの人たちをどう扱うか、よく気…

キリストにおいて(2)十字架による思考の革新

Ⅰコリント2:16 「だれが主の思いを知って、彼を教えることができようか」。しかし、わたしたちはキリストの思いを持っている。 ピリピ2:5 キリスト・イエスにあっていだいているのと同じ思いを、あなたがたの間でも互に生かしなさい。

キリストにおいて(1)悔い改めと新しい命の必要性

申命記6:4,5 4 イスラエルよ聞け。われわれの神、主は唯一の主である。 5 あなたは心をつくし、精神をつくし、力をつくして、あなたの神、主を愛さなければならない。 レビ記19:17,18 17 あなたは心に兄弟を憎んではならない。あなたの隣人をね…

赦しと和解について(1)

『赦しー新しい人間関係を生み出す』デビッド・アウグスバーガー著 発行・東京ミッション研究所 発売・いのちのことば社 66ページから引用 赦しとは、悔い改めが真実であり、正しい関係が回復し、成就することを、互いに認め合うことにほかならない。赦しは…

一人悲しんでいる兄弟姉妹へ(2)

ヨハネ20:16-18 16 イエスは彼女に「マリヤよ」と言われた。マリヤはふり返って、イエスにむかってヘブル語で「ラボニ」と言った。それは、先生という意味である。 17 イエスは彼女に言われた、「わたしにさわってはいけない。わたしは、まだ父のみも…

一人悲しんでいる兄弟姉妹へ(1)

ヨハネ20:11-18 11 しかし、マリヤは墓の外に立って泣いていた。そして泣きながら、身をかがめて墓の中をのぞくと、 12 白い衣を着たふたりの御使が、イエスの死体のおかれていた場所に、ひとりは頭の方に、ひとりは足の方に、すわっているのを見た…

ゴミ捨て場のオーケストラ

Landfill Harmonic Amazing and Inspirational - YouTube Bach - Cello Suite No.1 i-Prelude - YouTube ミシャ・マイスキーの壮厳な演奏は何度聴いても感動するが、この「ゴミ捨て場のオーケストラ」のチェロ演奏は、全く違った意味で、魂の琴線に触れる。…

万人救済の福音の検証(1)

「神は愛の神だから、人間が永遠の滅びに至るのを望んでおらず、それゆえ裁きも地獄も全ての人を救いに至らせるプロセスに過ぎない」と主張する万人救済説がある。そして、聖書はその前提によって読むべきであり、その前提に矛盾する数々の聖句は、「近視眼…

三位一体の神との交わり

ローマ8:14-16 14 すべて神の御霊に導かれている者は、すなわち、神の子である。 15 あなたがたは再び恐れをいだかせる奴隷の霊を受けたのではなく、子たる身分を授ける霊を受けたのである。その霊によって、わたしたちは「アバ、父よ」と呼ぶのであ…

テイラー博士の体験、そしてキリスト者の新生体験

『ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作』 http://www.ted.com/talks/lang/ja/jill_bolte_taylor_s_powerful_stroke_of_insight.html (この題名の和訳は、意味が通じないので、何とかならないだろうか。Strokeは、「発作」「脳卒中」「脳溢…