an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

2015-01-01から1年間の記事一覧

シリアのアサド大統領の忠告

www.polisblog.it Ore 12:45 - Il Presidente siriano Bashar al-Assad ha risposto a Francois Hollande - ma anche al Presidente americano Obama - con un'intervista rilascia al magazine francese Valeurs Actuelles. Secondo al-Assad, "Hollande si…

『ローマびとへの手紙』(18)「心の割礼」「神からくる誉」

ローマ2:25-29 25 もし、あなたが律法を行うなら、なるほど、割礼は役に立とう。しかし、もし律法を犯すなら、あなたの割礼は無割礼となってしまう。 26 だから、もし無割礼の者が律法の規定を守るなら、その無割礼は割礼と見なされるではないか。 27…

誕生日に関する考察

ブラジルの南部に住む信仰者から、彼女が家族で通っている教会の情報を時々受ける。千人以上の会員がいる大きな教会で、毎週のように洗礼を受ける人がいるという。 その教会は毎年、教会の開拓者であり、現役の牧師の誕生日に感謝礼拝を行うということで、以…

『ローマびとへの手紙』(17)自己欺瞞と偽善の誘惑

ローマ2:17-24 17 もしあなたが、自らユダヤ人と称し、律法に安んじ、神を誇とし、 18 御旨を知り、律法に教えられて、なすべきことをわきまえており、 19&20 さらに、知識と真理とが律法の中に形をとっているとして、自ら盲人の手引き、やみにおる…

たとい私を信じなくても

ヨハネ10:23-25 23 イエスは、宮の中にあるソロモンの廊を歩いておられた。 24 するとユダヤ人たちが、イエスを取り囲んで言った、「いつまでわたしたちを不安のままにしておくのか。あなたがキリストであるなら、そうとはっきり言っていただきたい…

剣をとる者はみな、剣で滅びる。

マタイ26:51-54 51 すると、イエスと一緒にいた者のひとりが、手を伸ばして剣を抜き、そして大祭司の僕に切りかかって、その片耳を切り落した。 52 そこで、イエスは彼に言われた、「あなたの剣をもとの所におさめなさい。剣をとる者はみな、剣で滅…

ベツサイダの廃墟の石

ガリラヤ湖畔から約1.5KM離れた「Et-Tel」と呼ばれているこの場所は、福音書に登場するベツサイダの廃墟である。当時はガリラヤ湖畔に面した村で、ヘブライ語で「漁の家」という意味の「ベツサイダ」という村の名前からもわかる様に、漁業で栄えていた。 …

ゆすり

[ゆすり]漢字で「強請」と書く。脅して金品を奪い取ることをいう。貧乏侍が、乗っている駕籠をわざと「揺すり」、困った駕籠屋に強引に金品や駕籠代を只にすることを請求したことから、理不尽な行為を非難する意味で使われるようになった。他には、「揺(ゆ)す…

聖書に啓示されている「聖書の目的」と「神の主権」

Ⅰペテロ1:16-21 16 わたしたちの主イエス・キリストの力と来臨とを、あなたがたに知らせた時、わたしたちは、巧みな作り話を用いることはしなかった。わたしたちが、そのご威光の目撃者なのだからである。 17 イエスは父なる神からほまれと栄光とをお…

感謝のうちの自省

マルコ4:35-41 35 さてその日、夕方になると、イエスは弟子たちに、「向こう岸へ渡ろう」と言われた。 36 そこで、彼らは群衆をあとに残し、イエスが舟に乗っておられるまま、乗り出した。ほかの舟も一緒に行った。 37 すると、激しい突風が起り、波…

『ローマびとへの手紙』(16)律法なしで生きる者も、律法のもとで生きる者も、

ローマ2:12-16 12 そのわけは、律法なしに罪を犯した者は、また律法なしに滅び、律法のもとで罪を犯した者は、律法によってさばかれる。 13 なぜなら、律法を聞く者が、神の前に義なるものではなく、律法を行う者が、義とされるからである。 14 すな…

癌細胞に変化する寄生虫

jp.sputniknews.com 「寄生虫」とか「条虫」という言葉を聞くだけで、体中に寒気が走るが、人体に寄生した条虫が癌細胞に変化するケースが発見されたとは、何と不気味なニュースだろうか。エイズウィルスの感染している男性の体で発見されたケースということ…

福音書は「贖罪」を語っていないのか(5)追記その2

イエス・キリストは罪びとを救うためにこの世に来られ、十字架の上で命を贖いの代価として捧げた。 ルカ19:10 人の子がきたのは、失われたものを尋ね出して救うためである。 彼は神と人との唯一の仲介者として、そして救い主として、自分なしでは誰も救…

福音書は「贖罪」を語っていないのか(4)追記

これから追記として書く内容は、大局的に見れば(1)(2)(3)で扱った内容よりもさらに重要な要素である。その要素とは、イエス・キリストと使徒パウロの本質的な違いである。 イエス・キリストの宣教における贖罪論を否定する人々は、贖罪論を書簡の中…

福音書は「贖罪」を語っていないのか(3)

6.使徒ペテロの証言:福音書が「贖罪」について語っておらず、イエス・キリストの教えと使徒パウロの教えは矛盾するという説について検証しているが、それが聖書の啓示とは異なることを(1)と(2)において考察した。特に(2)において、使徒パウロが…

福音書は「贖罪」を語っていないのか(2)

4.洗礼者ヨハネの証言: ヨハネ1:29;36 29 その翌日、ヨハネはイエスが自分の方にこられるのを見て言った、「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。 36 イエスが歩いておられるのに目をとめて言った、「見よ、神の小羊」。 「主の道を備える」という明…

福音書は「贖罪」を語っていないのか(1)

このブログに寄せられたコメントだけでなく、ブログ村などにおいても、「福音書には【贖罪】という概念がなく、イエスはそれを教えていない。贖罪論を取り入れたのはパウロである。」という説を説く人々がいる。そのような観点から、本来聖書には存在しない…

ヘブロンに関する考察(5)アブラハムの執り成し

ヘブロンに関する考察(4)ヘブロンの住民の推移の歴史 - an east windowにおいて、聖書時代におけるヘブロンの歴史に関して記述したが、その後の推移を簡単に記し、このシリーズをまとめたい。 ヘロデ大王(紀元前73年頃 - 紀元前4年)は、アブラハムや…

ヘブロンに関する考察(4)ヘブロンの住民の推移の歴史

今回は、キリアテ・アルバすなわちヘブロンの住民が、歴史の中でどのように推移していったか、考察してみよう。 アブラハムはカナンの地に行き、甥ロトと別れた後、ヘブロンのマムレのテレビンの木のかたわらに天幕を張って住んだ(創世記13:18)。その…

ヘブロンに関する考察(3)レビびとの町、逃れの町

(赤い星印は、「逃れの町」を示す。ヨルダン川東部に三か所、西部にも同じく三か所定められていた。) 民数記35:6;10-15;25-34 6 あなたがたがレビびとに与える町々は六つで、のがれの町とし、人を殺した者がのがれる所としなければならな…

ヘブロンに関する考察(2)信仰の人カレブの嗣業

ヨシュア10:1-5 1 エルサレムの王アドニゼデクは、ヨシュアがアイを攻め取って、それを全く滅ぼし、さきにエリコとその王とにしたように、アイとその王にもしたこと、またギベオンの住民が、イスラエルと和を講じて、そのうちにおることを聞き、 2 大…

ヘブロンに関する考察(1)

士師記1:1-10 1 ヨシュアが死んだ後、イスラエルの人々は主に問うて言った、「わたしたちのうち、だれが先に攻め上って、カナンびとと戦いましょうか」。 2 主は言われた、「ユダが上るべきである。わたしはこの国を彼の手にわたした」。 3 ユダはその…

『ローマびとへの手紙』(15)「為すべからざる事を自ら行っているのに、同じことを行っている他人を裁く」偽善

ローマ2:1-11 1 だから、ああ、すべて人をさばく者よ。あなたには弁解の余地がない。あなたは、他人をさばくことによって、自分自身を罪に定めている。さばくあなたも、同じことを行っているからである。 2 わたしたちは、神のさばきが、このような事…

ほくそ笑む者がいる

「Which religion cares the most about the homeless? どの宗教が一番、ホームレスに関してケアしているか?」 「ナポリ的」ウィットを感じるこの写真は、一見無邪気なものに見えるが、実は深い問題を提示しているのではないだろうか。 一人のクリスチャン…

蛇の目的

創世記3:1-6 1 さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」。 2 女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許…

万人救済の福音の検証(7)怒りを下す神は、不義であると言うのか。

ローマ3:5-6 5 しかし、もしわたしたちの不義が、神の義を明らかにするとしたら、なんと言うべきか。怒りを下す神は、不義であると言うのか(これは人間的な言い方ではある)。 6 断じてそうではない。もしそうであったら、神はこの世を、どうさばかれ…

『ローマびとへの手紙』(14)邪悪な選択の本質

ローマ1:28-32 28 そして、彼らは神を認めることを正しいとしなかったので、神は彼らを正しからぬ思いにわたし、なすべからざる事をなすに任せられた。 29 すなわち、彼らは、あらゆる不義と悪と貪欲と悪意とにあふれ、ねたみと殺意と争いと詐欺と悪…

生きているようで実は死んでいる花嫁

(ソース:These Examples Of Victorian Post-Mortem Photography Are Unsettling.) この結婚式の準備で忙しくてほとんど寝ていないかのように見える花嫁の写真は、実はビクトリア時代に一般的に行っていた「故人の記念写真」の一例である。まるで生きてい…

神が選ぶ道

出エジプト13:17-18 17 さて、パロが民を去らせた時、ペリシテびとの国の道は近かったが、神は彼らをそれに導かれなかった。民が戦いを見れば悔いてエジプトに帰るであろうと、神は思われたからである。 18 神は紅海に沿う荒野の道に、民を回らされ…

『ローマびとへの手紙』(13)神による放棄

ローマ1:24-32 24 ゆえに、神は、彼らが心の欲情にかられ、自分のからだを互にはずかしめて、汚すままに任せられた。 25 彼らは神の真理を変えて虚偽とし、創造者の代りに被造物を拝み、これに仕えたのである。創造者こそ永遠にほむべきものである、…