an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

2016-01-01から1年間の記事一覧

「何も見えず、何も持っていなかった」バルテマイの信仰

マルコ10:32-52 32 さて、一同はエルサレムへ上る途上にあったが、イエスが先頭に立って行かれたので、彼らは驚き怪しみ、従う者たちは恐れた。するとイエスはまた十二弟子を呼び寄せて、自分の身に起ろうとすることについて語りはじめられた、 33 …

「点」と「線」の出会い

マルコ10:46-52 46 それから、彼らはエリコにきた。そして、イエスが弟子たちや大ぜいの群衆と共にエリコから出かけられたとき、テマイの子、バルテマイという盲人のこじきが、道ばたにすわっていた。 47 ところが、ナザレのイエスだと聞いて、彼は…

良心の呵責と隠蔽、そして罪からの解放

自分の悪事の「証拠」を消しても罪にならないって本当? | ネタ・おもしろ・エンタメ | 大学生活 | マイナビ 学生の窓口から抜粋 ところが、この法律は「他人の刑事事件」に関する証拠と明記されている。つまりは自分の悪事の証拠を隠しても、証拠隠滅罪には…

御子の啓示

ヴィーゼルの衝撃的なドキュメント『夜』は、十五歳の時、ナチにより家族と共にアウシュヴィッツ強制収容所に連行され、翌年ブッヒェンブァルトで奇跡的に解放されるまでの記録である。この地獄ともいうべき体験の中で、彼は母と妹そして最後に父を失った。 …

フラサッシ鍾乳洞(2)

(フラサッシ鍾乳洞入口の前にそびえたつ岩山) フラサッシ鍾乳洞が1971年に発見されたエピソードは、とても興味深い。Ronaldo Silvestriという一人の青年が、夏の日照りで乾燥し、むき出しになっていた岩肌に、自動車のハンドルぐらいの大きさの穴を見…

フラサッシ鍾乳洞(1)

イタリア中部マルケ州にあるGrotta di Frasassi フラサッシ鍾乳洞へ行ってきた。その名の通り、険しい岩山の谷間にある洞窟で、世界で三番目に大きいものらしい。 残念ながら写真撮影は禁止されていたので、添付した写真はネット検索で見つけたものだが、実…

御子を試そうとする質問

マルコ10:1-12 1 それから、イエスはそこを去って、ユダヤの地方とヨルダンの向こう側へ行かれたが、群衆がまた寄り集まったので、いつものように、また教えておられた。 2 そのとき、パリサイ人たちが近づいてきて、イエスを試みようとして質問した…

私たちに自省を促す神からのメッセージ

先日12日、イタリア南部のプーリア州バーリ北部で起きた電車の衝突事故によって、23名の犠牲者の方々が亡くなった。その犠牲者のうち、約100km/hで衝突した衝撃によって飛散した電車の破片の直撃を受け、たまたまその事故現場に居合わせた老人が亡…

福音宣教のために授けられた賜物

マタイ28:18-20 18 イエスは彼らに近づいてきて言われた、「わたしは、天においても地においても、いっさいの権威を授けられた。 19 それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施…

神の恵みは私たちを教え、十字架は私たちを聖別する

テトス2:11-14 11 すべての人を救う神の恵みが現れた。 12 そして、わたしたちを導き、不信心とこの世の情欲とを捨てて、慎み深く、正しく、信心深くこの世で生活し、 13 祝福に満ちた望み、すなわち、大いなる神、わたしたちの救主キリスト・イエス…

目隠しされ、拳で叩かれ、愚弄される主イエス・キリスト

マルコ14:60-65 60 そこで大祭司が立ちあがって、まん中に進み、イエスに聞きただして言った、「何も答えないのか。これらの人々があなたに対して不利な証言を申し立てているが、どうなのか」。 61 しかし、イエスは黙っていて、何もお答えにならな…

不信仰のベールに覆われたキリスト

マタイ4:1-11 1 さて、イエスは御霊によって荒野に導かれた。悪魔に試みられるためである。 2 そして、四十日四十夜、断食をし、そののち空腹になられた。 3 すると試みる者がきて言った、「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるよう…

真の召命

ある日、かしらは手に向かって言った。「たて琴を弾き、疲れている魂を癒しなさい。」 手は困惑しながら、かしらに答えて言った。「私はどうすればいいか知りません。そんなこと、したことがないのでできません。」 かしらは「心配することはない。私に信頼…

真の悔い改めとサタンの欺き

ある地域教会に一人の男(仮にAとしよう)がいた。彼はその教会の牧会方針を絶えず非難し、結局、口汚く罵りながらその教会から離れて行った。近辺の教会を転々とし、その度に教会指導者に反対し、問題を引き起こしていた。 Aがもともと所属していた母教会の…

祈りの中で御霊が顕してくださる御子イエスの栄光

ヨハネ20:11-18 11 しかし、マリヤは墓の外に立って泣いていた。そして泣きながら、身をかがめて墓の中をのぞくと、 12 白い衣を着たふたりの御使が、イエスの死体のおかれていた場所に、ひとりは頭の方に、ひとりは足の方に、すわっているのを見た…

門の外にある十字架と墓、そして復活の命

ローマ6:3-6 3 それとも、あなたがたは知らないのか。キリスト・イエスにあずかるバプテスマを受けたわたしたちは、彼の死にあずかるバプテスマを受けたのである。 4 すなわち、わたしたちは、その死にあずかるバプテスマによって、彼と共に葬られたの…

主は、私たちのすべての咎を彼に負わせた

イザヤ53:5-6(新改訳) 5 しかし、彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。 6 私たちはみな、羊のようにさまよい、おのおの、…

使徒ペテロやバルナバが陥った偽善の罠

ガラテヤ2:11-14 11 ところが、ケパがアンテオケにきたとき、彼に非難すべきことがあったので、わたしは面とむかって彼をなじった。 12 というのは、ヤコブのもとからある人々が来るまでは、彼は異邦人と食を共にしていたのに、彼らがきてからは、割…

「血の戒め」と「キリストの律法」(2)

使徒15:19-21 19 そこで、わたしの意見では、異邦人の中から神に帰依している人たちに、わずらいをかけてはいけない。 20 ただ、偶像に供えて汚れた物と、不品行と、絞め殺したものと、血とを、避けるようにと、彼らに書き送ることにしたい。 21 古…

「血の戒め」と「キリストの律法」(1)

使徒15:1-31 1 さて、ある人たちがユダヤから下ってきて、兄弟たちに「あなたがたも、モーセの慣例にしたがって割礼を受けなければ、救われない」と、説いていた。 2 そこで、パウロやバルナバと彼らとの間に、少なからぬ紛糾と争論とが生じたので、…

「血の戒め」と「十字架の主イエス・キリスト」

レビ17:1-9 1 主はまたモーセに言われた、 2 「アロンとその子たち、およびイスラエルのすべての人々に言いなさい、『主が命じられることはこれである。すなわち 3 イスラエルの家のだれでも、牛、羊あるいは、やぎを宿営の内でほふり、または宿営の外…

「血の戒め」と「聖餐」

ヨハネ6:48-63 48 わたしは命のパンである。 49 あなたがたの先祖は荒野でマナを食べたが、死んでしまった。 50 しかし、天から下ってきたパンを食べる人は、決して死ぬことはない。 51 わたしは天から下ってきた生きたパンである。それを食べる者は…

永遠のいのちから溢れ出る御子の証し

Ⅰヨハネ5:9-13 9 わたしたちは人間のあかしを受けいれるが、しかし、神のあかしはさらにまさっている。神のあかしというのは、すなわち、御子について立てられたあかしである。 10 神の子を信じる者は、自分のうちにこのあかしを持っている。神を信じ…

「主の名によって」「不法を働く」

マタイ7:21-23 21 わたしにむかって『主よ、主よ』と言う者が、みな天国にはいるのではなく、ただ、天にいますわが父の御旨を行う者だけが、はいるのである。 22 その日には、多くの者が、わたしにむかって『主よ、主よ、わたしたちはあなたの名によ…

聖書と人の関係

Ⅱテモテ3:13-17 13 悪人と詐欺師とは人を惑わし人に惑わされて、悪から悪へと落ちていく。 14 しかし、あなたは、自分が学んで確信しているところに、いつもとどまっていなさい。あなたは、それをだれから学んだか知っており、 15 また幼い時から、聖…

終末論の詳細に対する関心について

Ⅰテサロニケ4:13-18 13 兄弟たちよ。眠っている人々については、無知でいてもらいたくない。望みを持たない外の人々のように、あなたがたが悲しむことのないためである。 14 わたしたちが信じているように、イエスが死んで復活されたからには、同様に…

主イエス・キリストの十字架を知る

主イエス・キリストの十字架の磔刑に関する福音書の記述を熟読し、紀元前一世紀のローマの政治家キケロの十字架刑に関する証言(「最も重い罪」「最も残酷かつ残虐」「最悪かつ極悪、奴隷に対する拷問」)や、一世紀のユダヤ人歴史家ヨセフスの証言(「最も…

あなたも、彼を警戒しなさい。

Ⅱテモテ4:14-15 14 銅細工人のアレキサンデルが、わたしを大いに苦しめた。主はそのしわざに対して、彼に報いなさるだろう。 15 あなたも、彼を警戒しなさい。彼は、わたしたちの言うことに強く反対したのだから。 この聖句は、使徒パウロがローマの…

大患難期の目的

よく「『大患難期前携挙説』は、神が備える患難を通らないで自分たちだけ救われたい、という不信仰で卑怯、ご都合主義的考え方だ」という意見を聞くが、果たして聖書的な意見だろうか。 まず第一に、聖書は信仰者が試練や患難、迫害を通ることを明示している…

エルサレムを襲う大地震

黙示録11:12-14 12 その時、天から大きな声がして、「ここに上ってきなさい」と言うのを、彼らは聞いた。そして、彼らは雲に乗って天に上った。彼らの敵はそれを見た。 13 この時、大地震が起って、都の十分の一は倒れ、その地震で七千人が死に、生…