an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

シンボリズム

自分の影に怯える子供

Una bambina che ha paura dell' ombra 勿論この女の子は「しつこく付きまとう黒い何か」が、太陽の光に照らされた自分が生み出している影であることを理解していないから怯えているのだが、霊的な次元に適用すると、私たちの在り方と共通する点が少なくない…

「家族」のゆくえ

ポーランド人作家 Igor Morskiの作品 ボートの上にいる母親と水面に映りこんでいる父親は、コインの裏と表のように一体で同じボートに乗っているようだが、実はそれぞれが反対の方向に行こうとオールを漕いでいる。画面を対角に切るオールから、力の対立と緊…

イスラエル産のナツメヤシの実(デーツ)

近所のスーパーにイスラエル産のナツメヤシの実(デーツ)が売っていたので、思わず買ってしまった。今まで見たナツメヤシの実の中では一番大きい種類のもので、大人の手の親指ぐらいの太さがある。味は何となく干し柿や甘納豆のような独特の甘さをもつ。緑…

アルキジンナジオの回廊に反射する光

アルキジンナジオの回廊正面の建物の窓ガラスに夕陽が反射して、思わぬところに光が差し込んでいた。 少し前に撮っていた写真だが、昨日投稿した写真のことを考えていて、自分の中で無意識に「暗闇に射し込む光」とか「何かに反射する光」とかに魅かれる傾向…

狐と葡萄

岩波文庫『イソップ寓話集』中務哲郎訳 15 『狐と葡萄』 腹をすかせた狐君、支柱から垂れ下がる葡萄の房を見て、取ってやろうと思ったが、うまく届かない。立ち去りぎわに、独り言、 「まだ熟れてない」 このように人間の場合でも、力不足で出来ないのに、…

豊かな実を結ぶ種

ルカ8:4-15 4 さて、大ぜいの群衆が集まり、その上、町々からの人たちがイエスのところに、ぞくぞくと押し寄せてきたので、一つの譬で話をされた、 5 「種まきが種をまきに出て行った。まいているうちに、ある種は道ばたに落ち、踏みつけられ、そして…

生ける水が川となって流れ出るであろう。

ヨハネ7:37-39 37 祭の終りの大事な日に、イエスは立って、叫んで言われた、「だれでもかわく者は、わたしのところにきて飲むがよい。 38 わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう」。 39 これ…

解釈の基本原理:霊的シンボリズムと実践的教え(第一コリント5章の例)

Ⅰコリント5 1 現に聞くところによると、あなたがたの間に不品行な者があり、しかもその不品行は、異邦人の間にもないほどのもので、ある人がその父の妻と一緒に住んでいるということである。 2 それだのに、なお、あなたがたは高ぶっている。むしろ、そんな…

「傷痕」

『生物と無生物のあいだ』 福岡伸一著(講談社現代新書1891) P162、163から引用 よく私たちはしばしば知人と久闊(きゅうかつ)を叙するとき、「お変わりありませんね」などと挨拶を交わすが、半年、あるいは一年ほど会わずにいれば、分子のレベルでは…

キリストの体(4)神の絶対的主権と相補的本質

Ⅰコリント12:4-27 4 霊の賜物は種々あるが、御霊は同じである。 5 務は種々あるが、主は同じである。 6 働きは種々あるが、すべてのものの中に働いてすべてのことをなさる神は、同じである。 7 各自が御霊の現れを賜わっているのは、全体の益になるた…

金銀の冠を被った大祭司ヨシュアに対して語られた預言(2)「枝」

ゼカリヤ6:9-13 9 主の言葉がまたわたしに臨んだ、 10 「バビロンから帰ってきたかの捕囚の中から、ヘルダイ、トビヤおよびエダヤを連れて、その日にゼパニヤの子ヨシヤの家に行き、 11 彼らから金銀を受け取って、一つの冠を造り、それをヨザダクの子…

金銀の冠を被った大祭司ヨシュアに対して語られた預言(1)

ゼカリア6:9-13 9 主の言葉がまたわたしに臨んだ、 10 「バビロンから帰ってきたかの捕囚の中から、ヘルダイ、トビヤおよびエダヤを連れて、その日にゼパニヤの子ヨシヤの家に行き、 11 彼らから金銀を受け取って、一つの冠を造り、それをヨザダクの子…

歩道のカルガモ

日曜日に教会に向かって歩いていたら、何とカルガモが一羽、じっと日向ぼっこしていているではないか。車の交通が非常に多い外周通りの歩道である。近くに池も公園もないような地区なので、あまりの唐突さに立ち止まってじっと観察してしまった。 この時期で…

「隠された手」

先日、ヴェネツィアを歩いていてCampo Manin(マニン広場)を通った時、広場の中央にある像を見て思わず写真を撮らずにはいられなかった。1848年革命により独立を宣言したヴェネツィア臨時政府の大統領、ダニエーレ・マニン(1804-1857)の像で…

カゼルタ宮殿のパラティーナ礼拝堂の「傷跡」

南イタリアのナポリ市から約20kmのところにあるカゼルタ Casertaの宮殿に行ってきた。世界遺産として認定され、様々な映画のロケにも使われている18世紀の宮殿の壮大さとその内部の装飾の壮麗さは実に驚異的だが、私の関心を奪ったのはパラティーナ礼…

ブドウの収穫

(ケースに手摘みで収穫されたピノ・グリージョのブドウ) 宿泊していたアグリツーリズモでブドウの収穫をしていた。傍から見れば、収穫されたケース一杯のブドウは喜びでしかないが、この収穫は農家の方の年間を通しての労苦を意味している。特にこの農家は…

胡桃の木

宿泊しているアグリツーリズモにあるクルミの大木の幹。 ねじ曲がり、裂け、虫食い、今にも倒れそうな幹にもかかわらず、その葉は瑞々しく、心地よい木陰をつくっている。何より、今でも毎年大きな籠一杯になるほど実を結ぶという。 人生における様々な試練…

マッピング・イルミネーションで彩られたコロッセオ

昨日11日、日本とイタリア国交150周年記念イベントにおいて、ローマのコロッセオがマッピングイルミネーションによって彩られた。下のビデオには、イベントに参加された秋篠宮ご夫妻が姿が見られる。 video.repubblica.it 非常に個人的な意見だが、コロ…

エゴに束縛され、引き裂かれた魂

ロベルト・サント氏の作品 ナルシシスティックで閉塞的なエゴ(自我)が、 渦巻くようにまとわりつき、 もろく空虚な魂を自ら引き裂いてしまっているように見える。 この時代の病んだ痛みをよく表現していると思う。 関連記事:

壊れたチェロ

二週間前にこのマエストロの工房に訪れた時は、一台の壊れたチェロが隅に立てかけられていた。表の響板が割れ、側板にも何か所か穴が開いていて、マエストロに「こんな傷んだチェロでも、修復するのですか」と聞くと、「この楽器と同じぐらい古い木があるか…

ダビデ王の勇士シャンマの「見えない武器」

Ⅱサムエル23:8ー12 8 ダビデの勇士たちの名は次のとおりである。タクモンびとヨセブ・バッセベテはかの三人のうちの長であったが、彼はいちじに八百人に向かって、やりをふるい、それを殺した。 9 彼の次はアホアびとドドの子エレアザルであって、三勇…

七年目の安息年に関する考察(1)

出エジプト23:10-11 10 あなたは六年のあいだ、地に種をまき、その産物を取り入れることができる。 11 しかし、七年目には、これを休ませて、耕さずに置かなければならない。そうすれば、あなたの民の貧しい者がこれを食べ、その残りは野の獣が食べ…

真の「ツリー」

(ボローニャ市街地の中心にあるネットゥーノ広場には、毎年クリスマスツリーが飾れれる。イルミネーションは年ごとに異なるようである。) この時期、街角や広場、ショーウィンドウや家の中まで飾られるクリスマスツリー。 それを見たら思い出してほしい。…

羊は羊飼いの声に聞き従う

Do sheep only obey their Master's voice? - YouTube ヨハネ10:1-16;27-28 1 よくよくあなたがたに言っておく。羊の囲いにはいるのに、門からでなく、ほかの所からのりこえて来る者は、盗人であり、強盗である。 2 門からはいる者は、羊の…

癌細胞に変化する寄生虫

jp.sputniknews.com 「寄生虫」とか「条虫」という言葉を聞くだけで、体中に寒気が走るが、人体に寄生した条虫が癌細胞に変化するケースが発見されたとは、何と不気味なニュースだろうか。エイズウィルスの感染している男性の体で発見されたケースということ…

生きているようで実は死んでいる花嫁

(ソース:These Examples Of Victorian Post-Mortem Photography Are Unsettling.) この結婚式の準備で忙しくてほとんど寝ていないかのように見える花嫁の写真は、実はビクトリア時代に一般的に行っていた「故人の記念写真」の一例である。まるで生きてい…

自律した「Beast」

wired.jp 「わたしの望みは、この世を去る前に、この世界に新しい見本を残すことです」と、彼は言う。「この動物がわたしから完全に独立して生きることをわたしは夢見ています。まだこの夢は実現していないんです」 「創作者から完全に独立した生き物をこの…

「神のパラダイスにある命の木」と「天から下ってきた命のパン」

フィレンツェのサン・ロレンツォ教会(Basilica di San Lorenzo)の中庭のオレンジの木。生茂る緑の葉の隙間に、オレンジ色の実が鮮やかに輝いていた。 手入れの行き届いた中庭は立ち入り禁止になっていて、反射的に創世記のエデンの園に関する記述を思い出…

美しい鉄格子の内門

ボローニャ市旧市街のデル・モンテ通りにある建物内側にある美しい鉄格子の門とモザイク。ボローニャの旧市街には、質素な趣きの建物の中に、このような美しい装飾が施された鉄格子や、植物のよく手入れの行き届いた中庭が隠れていることがよくある。 信仰者…

ブドウの若枝

今の時期、ブドウの若枝はまるで太陽に手を伸ばしているように上に向かってどんどん成長する。そしてある程度成長すると、横方向に枝が伸びるように横に張った針金に結びつけられ、余分な枝は剪定される。より良い実を結ぶようになるためである。 これは、信…