an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

歩道のカルガモ

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 日曜日に教会に向かって歩いていたら、何とカルガモが一羽、じっと日向ぼっこしていているではないか。車の交通が非常に多い外周通りの歩道である。近くに池も公園もないような地区なので、あまりの唐突さに立ち止まってじっと観察してしまった。

 この時期では珍しく晴れていたが、気温が1℃と寒い朝だったので、膨らんだ羽が小刻みに動いていた。光を反射した羽の青色がとても美しい。

 おそらく公園で見かけたら、立ち止まって観察することもないかもしれない。あり得ない状況にいると、ごく普通、いや、弱々しい存在でも人の目を引き付ける。

 主なる神がこの世において信仰者を思いがけない方法で導くことを暗示しているように思えた。