an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

知恵

御子を試そうとする質問

マルコ10:1-12 1 それから、イエスはそこを去って、ユダヤの地方とヨルダンの向こう側へ行かれたが、群衆がまた寄り集まったので、いつものように、また教えておられた。 2 そのとき、パリサイ人たちが近づいてきて、イエスを試みようとして質問した…

真の召命

ある日、かしらは手に向かって言った。「たて琴を弾き、疲れている魂を癒しなさい。」 手は困惑しながら、かしらに答えて言った。「私はどうすればいいか知りません。そんなこと、したことがないのでできません。」 かしらは「心配することはない。私に信頼…

「血の戒め」と「キリストの律法」(2)

使徒15:19-21 19 そこで、わたしの意見では、異邦人の中から神に帰依している人たちに、わずらいをかけてはいけない。 20 ただ、偶像に供えて汚れた物と、不品行と、絞め殺したものと、血とを、避けるようにと、彼らに書き送ることにしたい。 21 古…

「血の戒め」と「キリストの律法」(1)

使徒15:1-31 1 さて、ある人たちがユダヤから下ってきて、兄弟たちに「あなたがたも、モーセの慣例にしたがって割礼を受けなければ、救われない」と、説いていた。 2 そこで、パウロやバルナバと彼らとの間に、少なからぬ紛糾と争論とが生じたので、…

終末論の詳細に対する関心について

Ⅰテサロニケ4:13-18 13 兄弟たちよ。眠っている人々については、無知でいてもらいたくない。望みを持たない外の人々のように、あなたがたが悲しむことのないためである。 14 わたしたちが信じているように、イエスが死んで復活されたからには、同様に…

あなたも、彼を警戒しなさい。

Ⅱテモテ4:14-15 14 銅細工人のアレキサンデルが、わたしを大いに苦しめた。主はそのしわざに対して、彼に報いなさるだろう。 15 あなたも、彼を警戒しなさい。彼は、わたしたちの言うことに強く反対したのだから。 この聖句は、使徒パウロがローマの…

幼稚な遊び

(トルコ人アーティストYasam Sasmazerの作品) 子供の時、誰かの足をわざと踏んで、相手が怒って文句を言ったら、「『人が嫌がることをすすんでするような人になりなさい』って先生が言ってただろ」とおどけて見せるという悪戯があった。子供の無邪気な悪戯…

「アシュケナジ系ユダヤ人」の遺伝子調査に関する記事について

www.independent.co.uk この記事によると、367人の所謂「アシュケナジ系ユダヤ人」と600人以上のユダヤ人ではないヨーロッパ人と西アジア人の遺伝子調査をした結果、90%以上のアシュケナジ系ユダヤ人は、もともとギリシャ人やイラン人などが、今か…

主イエスが譬えで語る理由

マタイ13:1-17 1 その日、イエスは家を出て、海べにすわっておられた。 2 ところが、大ぜいの群衆がみもとに集まったので、イエスは舟に乗ってすわられ、群衆はみな岸に立っていた。 3 イエスは譬で多くの事を語り、こう言われた、「見よ、種まきが種…

「忘れられた女」ケトラ(4)モーセ

アブラハムの二人のそばめ、ハガルとケトラの子孫らによって、アブラハムの祝福を継ぐヨセフは父ヤコブから引き離され、エジプトで奴隷として売られた。しかしそれはすべて主なる神の計画によるものであった。そのヨセフを通して、神はヤコブの全家族をエジ…

七年目の安息年に関する考察(1)

出エジプト23:10-11 10 あなたは六年のあいだ、地に種をまき、その産物を取り入れることができる。 11 しかし、七年目には、これを休ませて、耕さずに置かなければならない。そうすれば、あなたの民の貧しい者がこれを食べ、その残りは野の獣が食べ…

「悔い改めよ」

エゼキエル18:30-32 30 それゆえ、イスラエルの家よ、わたしはあなたがたを、おのおのそのおこないに従ってさばくと、主なる神は言われる。悔い改めて、あなたがたのすべてのとがを離れよ。さもないと悪はあなたがたを滅ぼす。 31 あなたがたがわた…

蛇のように賢く、鳩のように純真であれ(4)

jp.sputniknews.com 一つの結果が「失敗」だと判断する根拠は、あらかじめ定めていた目標が基準となる。ここではマケイン氏自身が明言しているように、「中東で主導的立場を占める」という目標に対しての「失敗」だということである。 それでは、アメリカと…

人は自分のまいたものを、刈り取る

ヨブ4:8 わたしの見た所によれば、不義を耕し、害悪をまく者は、それを刈り取っている。 箴言22:8 悪をまく者は災を刈り、その怒りのつえはすたれる。 ホセヤ8:7a 彼らは風をまいて、つむじ風を刈り取る。 ガラテヤ6:6-10 6 御言を教えても…

「石」を恐れるな。「斧」と「火」を畏れよ。

ルカ3:7-9 7 さて、ヨハネは、彼からバプテスマを受けようとして出てきた群衆にむかって言った、「まむしの子らよ、迫ってきている神の怒りから、のがれられると、おまえたちにだれが教えたのか。 8 だから、悔改めにふさわしい実を結べ。自分たちの父…

シリアのアサド大統領の忠告

www.polisblog.it Ore 12:45 - Il Presidente siriano Bashar al-Assad ha risposto a Francois Hollande - ma anche al Presidente americano Obama - con un'intervista rilascia al magazine francese Valeurs Actuelles. Secondo al-Assad, "Hollande si…

ゆすり

[ゆすり]漢字で「強請」と書く。脅して金品を奪い取ることをいう。貧乏侍が、乗っている駕籠をわざと「揺すり」、困った駕籠屋に強引に金品や駕籠代を只にすることを請求したことから、理不尽な行為を非難する意味で使われるようになった。他には、「揺(ゆ)す…

ほくそ笑む者がいる

「Which religion cares the most about the homeless? どの宗教が一番、ホームレスに関してケアしているか?」 「ナポリ的」ウィットを感じるこの写真は、一見無邪気なものに見えるが、実は深い問題を提示しているのではないだろうか。 一人のクリスチャン…

蛇の目的

創世記3:1-6 1 さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」。 2 女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許…

御言葉を聞く力にしたがって:『タラントの譬え』

マタイ25:14-30 14 また天国は、ある人が旅に出るとき、その僕どもを呼んで、自分の財産を預けるようなものである。 15 すなわち、それぞれの能力に応じて、ある者には五タラント、ある者には二タラント、ある者には一タラントを与えて、旅に出た。 …

「カラス」と「異邦人のやもめ」と「死体」

Ⅰ列王17:1-6 1 ギレアデのテシベに住むテシベびとエリヤはアハブに言った、「わたしの仕えているイスラエルの神、主は生きておられます。わたしの言葉のないうちは、数年雨も露もないでしょう」。 2 主の言葉がエリヤに臨んだ、 3 「ここを去って東に…

畏敬の念

The Smallest to the Biggest thing in the Universe ... このような宇宙の中で一点にしか過ぎない地球に存在する生物に、宇宙の大きさを部分的にでも認識する能力が与えられていることに、言葉では表すことができない思いで胸がいっぱいになる。 確かに、こ…

あらゆる境界線を越えて働きかける公平な神

Ⅰコリント1:26-31 26 兄弟たちよ。あなたがたが召された時のことを考えてみるがよい。人間的には、知恵のある者が多くはなく、権力のある者も多くはなく、身分の高い者も多くはいない。 27 それだのに神は、知者をはずかしめるために、この世の愚かな…

私達の「無知」を包容する神の恵み

水についてまだよく分かっていない5つのことgigazine.net 私達の物質的肉体の約70%を占める「水」。生存に欠かすことのできない存在だが、その性質に関しては、まだわからないことが多いという。 しかし幸いなことに、私達の「無知」は私達の体の存続を損…

エリヤ、ナボテ、ミカヤ、そしてイエス・キリスト

列王上19:18 また、わたしはイスラエルのうちに七千人を残すであろう。皆バアルにひざをかがめず、それに口づけしない者である」。 主なる神は、カルメル山の頂で預言者エリヤがたった一人で四百五十人のバアルの預言者らと対決しなければならなかった…

サラの美しさ

創世記12:14,15 14 アブラムがエジプトにはいった時エジプトびとはこの女を見て、たいそう美しい人であるとし、 15 またパロの高官たちも彼女を見てパロの前でほめたので、女はパロの家に召し入れられた。 創世記20:1-3 1 アブラハムはそこか…

いなご豆

有名な『放蕩息子の喩え話』(『慈悲深い父の喩え話』というタイトルの方が適切という意見もある)に出てくる「いなご豆」。 ルカ15:11-32 11 また言われた、「ある人に、ふたりのむすこがあった。 12 ところが、弟が父親に言った、『父よ、あなたの…

ナマケモノ

動物ならば「カワイイ」ですむが、霊的な次元にあてはめて考えてみると、自分の姿と重なってしまって苦笑するしかない。 霊的な目を見開いてよく観察するのも億劫で、「臭い」だけ嗅いで分かったつもりになり、自分の魂の成長の糧にする努力をしない。 箴言…

もう一つの「血の記憶」

イタリアでは毎年1月の後半になると、各マスメディアが1月27日の『国際ホロコースト記念日』もしくは『追憶の日』について様々な番組が放映したり、本が出版されたりする。 先日も車で移動中にラジオでこのテーマを扱っていたので、興味をもって聴いていた。…

崇高な処方箋

近所にある薬局の一部が、昔の店のスタイルをそのまま残している。薬草などの名前が書かれている陶器の瓶が並んでいる棚。 ニスの色味が美しいドアの所に、ラテン語で「CONTRA VIM MORTIS SOLA MEDELA DEUS(死の力に対する唯一の治療薬は神である)」と書か…