an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

テストーニ通りでみかけた情景

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 通りがかったテストーニ通りのある建物の入り口から見た情景。廊下の奥から射し込む光が、モザイクの床面に青白く映り込んでとても美しい。ちなみに床面にある「Salve」は祝福の挨拶「幸いあれ」、もしくは口語的な使い方で「こんにちは」というニュアンスをもつ。

 この建物があるところは、「ミッレ」と呼ばれている12世紀頃の城壁に隣接していた場所で、近くには「Porta Nuova ポルタ・ヌォーヴァ」という城門が残っている。つまり当時は、18あった門の一つのこの門から、ボローニャの町に入っていたということである。

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 黄色い線が、「ミッレ」と呼ばれている城壁。