an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

ヨハネによる福音書

弱さのうちに顕れるキリストのいのち(1)封印された墓

ヨハネ19:38-42 そののち、ユダヤ人をはばかって、ひそかにイエスの弟子となったアリマタヤのヨセフという人が、イエスの死体を取りおろしたいと、ピラトに願い出た。ピラトはそれを許したので、彼はイエスの死体を取りおろしに行った。また、前に、…

サマリヤの女―疎外感と帰属意識

ヨハネ4:4-30 この聖書の箇所に記述されているイエス・キリストと一人のサマリヤ人の女性との会話を読むと、ある一つの特徴に気が付く。一般論化するのは強引かもしれない。しかし、日常生活の中で多くの人が実感しているものでないかと思う。 疎外感…

宮清め

聖書を読むとイエス・キリストは地上における三年半の公の働きの間、所謂「宮清め」を二回行ったことがわかる。一度目は公の働きを始めた直後(ヨハネ2:13-17)、二度目は十字架の死を目前が迫った過越の祭りの前に行った(マタイ21:12-13、…