an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

落穂拾い

『落穂拾い』ジャン・フランソワ・ミレー

1857年作

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 申命記24:19

あなたが畑で穀物を刈る時、もしその一束を畑におき忘れたならば、それを取りに引き返してはならない。それは寄留の他国人と孤児と寡婦に取らせなければならない。そうすればあなたの神、主はすべてあなたがする事において、あなたを祝福されるであろう。

ルツ2:15,16

15 そして彼女がまた穂を拾おうと立ちあがったとき、ボアズは若者たちに命じて言った、「彼女には束の間でも穂を拾わせなさい。とがめてはならない。 

16 また彼女のために束からわざと抜き落しておいて拾わせなさい。しかってはならない」。 

 もし私達が収穫の一部にあずかることが許されているのなら、それはただ収穫の主なる神の憐みによる。自分たちが種をまき、雑草を汗水流して取ったわけではなく、十分な農具さえも持たず、そもそも自分たちの畑ではないところで働かせてもらっているだけなのだから。