an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

卑怯者

2002年のデボーション・ノートから、こんなメモが...

まともに韻を踏んでいないけれど、その時の心の状態を思い出させる文なので、書き写しておきたい。

今、あの時から成長したと思えない自分がいる。

 

『卑怯者』

 

差し出された黒い手から

目をそらす

卑怯者

 

本当の必要と

満たしうる方を知りながら

心硬くし

過ぎ去る

卑怯者

 

その薄汚れた存在が

視界から遠のくと

途端に言い訳を並べ

裁き始める

卑怯者

 

本当に穢れているのは

そんな私の心です。