スーパーマーケットで売られているイナゴ豆
昨日、普段利用しているスーパーマーケットで、初めてイナゴ豆(イタリア語:Carruba 学名:Ceratonia siliqua)が売られているのを見つけ、隣にいた女性が不思議そうな顔で私を見ていたが、構わず写真を撮ってしまった。
『ルカによる福音書』には豚の餌として出てくるが、西暦2016年のイタリアのスーパーマーケットでは、選別されたイナゴ豆が約400gづつ包装され、自然食品としてラベルつきで販売されている。何とも不思議なものである。
ちなみにイタリア語のウィキペディアには、イナゴ豆の種「Carati」が宝石を量るための重りとして使われていたことから、現在のダイヤモンドなどの宝石の質量を表す単位である「カラット」(1カラット=0.2グラム)になったことが記述してある。
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