an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

ジャックと199人の教授

15歳の少年、膵臓がん発見の画期的方法を開発 たった5分、3セントで検査


Jack Andraka: A promising test for pancreatic cancer ... from a teenager | Video on TED.com(日本語字幕あり)

 この15歳の少年の問題提起と分析、そして解決の能力は本当に素晴らしい。またこの「小さな」研究者の芽を育てようとしたジョン・ホプキンスの教授の謙虚さも称賛に値すると思う。

 「大人」になると、自分が到達したと思っている地点にばかり縛られて、自分がどこから来たか、どれ程紆余曲折の道を歩んできたか、そして何より、到達すべき点にはまだまだ歩むべき道があることを忘れがちである。ジョン・ホプキンスの教授の選択は、199人の教授らのためだけでなく、全ての「大人」に対する教訓だろう。 

箴言11:24-26

24 施し散らして、なお富を増す人があり、与えるべきものを惜しんで、かえって貧しくなる者がある。 

25 物惜しみしない者は富み、人を潤す者は自分も潤される。 

26 穀物を、しまい込んで売らない者は民にのろわれる、それを売る者のこうべには祝福がある。