an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

異邦人が全部救われるに至る時まで

ローマ11:25-27 25 兄弟たちよ。あなたがたが知者だと自負することのないために、この奥義を知らないでいてもらいたくない。一部のイスラエル人がかたくなになったのは、異邦人が全部救われるに至る時までのことであって、 26 こうして、イスラエル…

主なる神が「偽りを信じるように迷わす力を送る」時がやがて来る

Ⅱテサロニケ2:9-12 9 不法の者が来るのは、サタンの働きによるのであって、あらゆる偽りの力と、しるしと、不思議と、 10 また、あらゆる不義の惑わしとを、滅ぶべき者どもに対して行うためである。彼らが滅びるのは、自分らの救となるべき真理に対す…

来臨の兆候と人間の弱さ

マタイ24:36-44 36 その日、その時は、だれも知らない。天の御使たちも、また子も知らない、ただ父だけが知っておられる。 37 人の子の現れるのも、ちょうどノアの時のようであろう。 38 すなわち、洪水の出る前、ノアが箱舟にはいる日まで、人々は…

【parousia】と「キリストの地上来臨」の関連性に関する検証

第二テサロニケ2:1-12 1 さて兄弟たちよ。わたしたちの主イエス・キリストの来臨と、わたしたちがみもとに集められることとについて、あなたがたにお願いすることがある。 2 霊により、あるいは言葉により、あるいはわたしたちから出たという手紙によ…

ダニエル書12章の預言と大患難期

ダニエル12:1-13 1 その時あなたの民を守っている大いなる君ミカエルが立ちあがります。また国が始まってから、その時にいたるまで、かつてなかったほどの悩みの時があるでしょう。しかし、その時あなたの民は救われます。すなわちあの書に名をしるさ…

「二人の証人の活動期間」と「獣の活動期間」

黙示録11:1-13 1 それから、わたしはつえのような測りざおを与えられて、こう命じられた、「さあ立って、神の聖所と祭壇と、そこで礼拝している人々とを、測りなさい。 2 聖所の外の庭はそのままにしておきなさい。それを測ってはならない。そこは異…

エリクソン氏の「再臨の切迫性」に関する意見の検証

M・J・エリクソン氏は『キリスト教神学 第4巻』の中で「再臨の切迫性」というテーマに関して、大患難前携挙説の論拠を列挙した後、以下のような意見を記している。 しかしながら、よく調べてみると、これらの議論に十分な説得力はない。ご自身が来ることに…

「Θ」の文字が刻みこまれたリベルテンの家族の石碑

ボローニャ市立考古学博物館のエントランスに展示してある、紀元前一世紀後半から末の時代の石碑。 左の初老の男性とベールで頭を覆った女性は、それぞれ「リベルテン」つまり奴隷としての社会地位から解放されローマ市民権を獲得していた人物(使徒行伝6:…

『ダニエル書「第70週の契約」』に関する検証

ダニエル書9章に啓示されている「第七十週の契約」に関して、御子が十字架の贖罪のわざによって成し遂げた契約であるという解釈を展開している。全体的に難解で何度か読まないと理解しにくいところがあったが、少なくとも『マタイによる福音書』に記録され…

キリストの顕現を待ち望む霊

花嫁と花婿の呼びかけ

黙示録22:16-21 16 「わたし、イエスは御使いを遣わして、諸教会について、これらのことをあなたがたにあかしした。わたしはダビデの根、また子孫、輝く明けの明星である。」 17 御霊も花嫁も言う。「来てください。」これを聞く者は、「来てくださ…

「主イエスの御名によってバプテスマを受けていただけ」

使徒8:9-19 9 ところが、この町にシモンという人がいた。彼は以前からこの町で魔術を行なって、サマリヤの人々を驚かし、自分は偉大な者だと話していた。 10 小さな者から大きな者に至るまで、あらゆる人々が彼に関心を抱き、「この人こそ、大能と呼ば…

神の義:「宥めの供え物」として示された御子イエス

ローマ3:21-26(新改訳) 21 しかし、今は、律法とは別に、しかも律法と預言者によってあかしされて、神の義が示されました。 22 すなわち、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、それはすべての信じる人に与えられ、何の差別もありま…

「なだめ」「償い」「和解」

Ⅰヨハネ2:1ー2(新改訳) 1 私の子どもたち。私がこれらのことを書き送るのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためです。もしだれかが罪を犯したなら、私たちには、御父の御前で弁護してくださる方があります。それは、義なるイエス・キリストです…

「十字架の友」としての教会

家庭に、学校に、仕事場に、「自分の居場所」を見出せない魂に 「場所ではない居場所」を提供する力と責任を教会はもっていると思う。 どこに行っても居心地悪さしか感じない、しかもその理由がわからない魂が、 仮面をかぶらず、身構えないでそのまま入って…

主なる神の不思議な導き

(赤でアンダーラインを引いたところがピリピとローマ) 一般的に使徒行伝16章に記述されているピリピ(Philippi)の教会の誕生のエピソードに基づいて、「ルデヤはキリストの福音を受け入れた最初のヨーロッパ人で、しかも女性だった」とか「ピリピ教会が…

「幼子」、そして「乳母」「父」のように

『新改訳2017』では、Ⅰテサロニケ2:7が以下のように変更されているらしい。 さて、底本が変わることによって翻訳にどれくらい違いが生じるのでしょうか。実のところ、底本が変わっても、本文の変更は全体から見ればごく一部です。また変更された箇所…

主の山の備え

創世記22:1-19 1 これらの事の後、神はアブラハムを試みて彼に言われた、「アブラハムよ」。彼は言った、「ここにおります」。 2 神は言われた、「あなたの子、あなたの愛するひとり子イサクを連れてモリヤの地に行き、わたしが示す山で彼を燔祭とし…

自分の影に怯える子供

Una bambina che ha paura dell' ombra 勿論この女の子は「しつこく付きまとう黒い何か」が、太陽の光に照らされた自分が生み出している影であることを理解していないから怯えているのだが、霊的な次元に適用すると、私たちの在り方と共通する点が少なくない…

『ボローニャで中世のユダヤ人墓地が発見される』

RITROVATO IL CIMITERO EBRAICO MEDIEVALE DI BOLOGNA DISTRUTTO NEL 1569, SE NE ERA PERSA OGNI TRACCIA Con le sue 408 sepolture è il più grande finora noto in Italia. L'eccezionale scoperta sarà il fulcro di un progetto di studio e valorizzaz…

救われていないから救いを求め、そして「信じる者はみな救われる」

信じる者は救われる、のか 社会学者 橋爪大三郎 :日本経済新聞 信じる者は救われる、のか 社会学者 橋爪大三郎 2017/11/14 14:00 情報元 日本経済新聞 電子版 スピリチュアル(霊性)の話の三回目。 救世軍(メソジスト教会系)の社会鍋。♪信じる者はみーん…

人となって来たイエス・キリストを告白する霊

Ⅰヨハネ4:1-3 1 愛する者たち。霊だからといって、みな信じてはいけません。それらの霊が神からのものかどうかを、ためしなさい。なぜなら、にせ預言者がたくさん世に出て来たからです。 2 人となって来たイエス・キリストを告白する霊はみな、神からの…

無邪気ではいられない(9)不法の秘密はすでに働いている

ダニエル9:27 彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物とをやめさせる。荒らす忌むべき者が翼に現われる。ついに、定められた絶滅が、荒らす者の上にふりかかる。」 Ⅱテサロニケ2:1-10 1 さて兄弟たちよ。私たちの…

「霊の戦い」の世界観に対する警告記事(B・デウェイ牧師)の紹介

japanesebiblewoman.hatenadiary.com 現代の「霊の戦い」に関する危険な間違いを、論者自身の経験から指摘している非常に重要な警告記事である。私自身、過去にこのような教えを実践しているいくつかの教会や兄弟姉妹に出会い、また強迫観念による神経症を患…

もし御子イエスを大祭司として認めるならば

へブル7:11-28 11 もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら――民は祭司制の下に律法を与えられたのであるが――なんの必要があって、なお、「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられるのであるか…

見かけで裁かず、正しい裁きをせよ。

ヨハネ7:23-24(新改訳) 23 もし、人がモーセの律法が破られないようにと、安息日にも割礼を受けるのなら、わたしが安息日に人の全身をすこやかにしたからといって、何でわたしに腹を立てるのですか。 24 うわべによって人をさばかないで、正しいさ…

「家族」のゆくえ

ポーランド人作家 Igor Morskiの作品 ボートの上にいる母親と水面に映りこんでいる父親は、コインの裏と表のように一体で同じボートに乗っているようだが、実はそれぞれが反対の方向に行こうとオールを漕いでいる。画面を対角に切るオールから、力の対立と緊…

イエス・キリストの系図(マタイによる福音書):呪いからの贖い

マタイ1:1-17 1 アブラハムの子であるダビデの子、イエス・キリストの系図。 2 アブラハムはイサクの父であり、イサクはヤコブの父、ヤコブはユダとその兄弟たちとの父、 3 ユダはタマルによるパレスとザラとの父、パレスはエスロンの父、エスロンはア…

世の欲と誘惑

マタイ4:8-10 8 次に悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華とを見せて 9 言った、「もしあなたが、ひれ伏してわたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう」。 10 するとイエスは彼に言われた、「サ…

その愚かさに従って

箴言26:4-5 4 愚かな者には、その愚かさにしたがって答えるな。あなたも彼と同じようにならないためだ。 5 愚かな者には、その愚かさにしたがって答えよ。そうすれば彼は、自分を知恵のある者と思わないだろう。 4節と5節は表面的に読むと矛盾してい…