an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

キリストにおいて

ユダヤ人もギリシヤ人も、一つの御霊によって、「キリストの体」となった

Ⅰコリント12:12-13 12 からだが一つであっても肢体は多くあり、また、からだのすべての肢体が多くあっても、からだは一つであるように、キリストの場合も同様である。 13 なぜなら、わたしたちは皆、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つの…

『ローマびとへの手紙』(43)来るべき者の型であるアダム

ローマ5:12-14 12 このようなわけで、ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を犯したので、死が全人類にはいり込んだのである。 13 というのは、律法以前にも罪は世にあったが、…

『ローマびとへの手紙』(39)イエス・キリストの恵みにとどまる

ローマ5:1-5 1 このように、わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている。 2 わたしたちは、さらに彼により、いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、そして、神の栄…

「主にあって喜びなさい」「警戒しなさい」(3)

ピリピ3:1-14 1 最後に、わたしの兄弟たちよ。主にあって喜びなさい。さきに書いたのと同じことをここで繰り返すが、それは、わたしには煩らわしいことではなく、あなたがたには安全なことになる。 2 あの犬どもを警戒しなさい。悪い働き人たちを警戒…

「主にあって喜びなさい」「警戒しなさい」(2)

ピリピ3:1-14 1 最後に、わたしの兄弟たちよ。主にあって喜びなさい。さきに書いたのと同じことをここで繰り返すが、それは、わたしには煩らわしいことではなく、あなたがたには安全なことになる。 2 あの犬どもを警戒しなさい。悪い働き人たちを警戒…

「主にあって喜びなさい」「警戒しなさい」(1)

ピリピ3:1-14 1 最後に、わたしの兄弟たちよ。主にあって喜びなさい。さきに書いたのと同じことをここで繰り返すが、それは、わたしには煩らわしいことではなく、あなたがたには安全なことになる。 2 あの犬どもを警戒しなさい。悪い働き人たちを警戒…

洗礼者ヨハネのまなざし

ヨハネ1:29-37 29 その翌日、ヨハネはイエスが自分の方にこられるのを見て言った、「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。 30 『わたしのあとに来るかたは、わたしよりもすぐれたかたである。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは…

「地上のアイデンティティー」と「キリストの栄光の似姿」

Ⅰヨハネ3:2-3 2 愛する者たちよ。わたしたちは今や神の子である。しかし、わたしたちがどうなるのか、まだ明らかではない。彼が現れる時、わたしたちは、自分たちが彼に似るものとなることを知っている。そのまことの御姿を見るからである。 3 彼につい…

「人の問いかけ」と「主イエスの問いかけ」

ヨハネ9:1-7 1 イエスが道をとおっておられるとき、生れつきの盲人を見られた。 2 弟子たちはイエスに尋ねて言った、「先生、この人が生れつき盲人なのは、だれが罪を犯したためですか。本人ですか、それともその両親ですか」。 3 イエスは答えられた、…

新しいはじまりは「墓場」から

新年明けましておめでとうございます。 ヨハネ20:1;11-18 1 さて、一週の初めの日に、朝早くまだ暗いうちに、マグダラのマリヤが墓に行くと、墓から石がとりのけてあるのを見た。 11 しかし、マリヤは墓の外に立って泣いていた。そして泣きながら…

主は私の羊飼い

詩篇23 1 ダビデの歌 主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない。 2 主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。 3 主はわたしの魂をいきかえらせ、み名のためにわたしを正しい道に導かれる。 4 たといわたしは死の陰の谷を歩…

「ベツレヘムの壁」を超えて

マタイ2:1-6 1 イエスがヘロデ王の代に、ユダヤのベツレヘムでお生れになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った、 2 「ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、…

王の王によって書かれた手紙

申命記17:14-20 14 あなたの神、主が賜わる地に行き、それを獲てそこに住むようになる時、もしあなたが『わたしも周囲のすべての国びとのように、わたしの上に王を立てよう』と言うならば、 15 必ずあなたの神、主が選ばれる者を、あなたの上に立て…

キリストにおける律法の成就について

コメント欄において、以下のような非常に重要な質問を受けたので、一つの記事として聖句の解釈を共有してみたい。 7-4「ところで、兄弟たち、あなたがたも、キリストの体に結ばれて、律法に対しては死んだ者となり・・・」の部分ですが、キリストの体に結ば…

真に恵まれている人々

12月8日は、カトリック教会の教義による『無原罪懐胎』を祝う日として、イタリアでは公休日である。今年は、「聖年」の始まりの儀式としてサン・ピエトロ大聖堂の「聖門」を開ける儀式が、この日にあると聞いている。 しかし、信仰の基礎を聖書の啓示のみ…

「食べ終わった皿に唾を吐く」行為

Ⅱコリント6:13-18 13 わたしは子供たちに対するように言うが、どうかあなたがたの方でも心を広くして、わたしに応じてほしい。 14 不信者と、つり合わないくびきを共にするな。義と不義となんの係わりがあるか。光とやみとなんの交わりがあるか。 15 …

「主語」は神の子イエス・キリスト

Ⅰヨハネ1:5-10 5 わたしたちがイエスから聞いて、あなたがたに伝えるおとずれは、こうである。神は光であって、神には少しの暗いところもない。 6 神と交わりをしていると言いながら、もし、やみの中を歩いているなら、わたしたちは偽っているのであっ…

『ローマびとへの手紙』(9)福音のうちに啓示されている神の義

ローマ1:17(口語訳) 神の義は、その福音の中に啓示され、信仰に始まり信仰に至らせる。これは、「信仰による義人は生きる」と書いてあるとおりである。 文語訳 神の義はその福音のうちに顯れ、信仰より出でて信仰に進ましむ。録して『義人は信仰により…

『ローマびとへの手紙』(8)わたしは福音を恥としない

ローマ1:14-17 14 わたしには、ギリシヤ人にも未開の人にも、賢い者にも無知な者にも、果すべき責任がある。 15 そこで、わたしとしての切なる願いは、ローマにいるあなたがたにも、福音を宣べ伝えることなのである。 16 わたしは福音を恥としない。…

『ローマびとへの手紙』(7)使徒パウロの切なる願い

ローマ1:10-15 10 わたしは、祈のたびごとに、絶えずあなたがたを覚え、いつかは御旨にかなって道が開かれ、どうにかして、あなたがたの所に行けるようにと願っている。このことについて、わたしのためにあかしをして下さるのは、わたしが霊により、…

『ローマびとへの手紙』(6)ローマの聖徒たちの信仰

ローマ1:6-8 6 あなたがたもまた、彼らの中にあって、召されてイエス・キリストに属する者となったのである―― 7 ローマにいる、神に愛され、召された聖徒一同へ。わたしたちの父なる神および主イエス・キリストから、恵みと平安とが、あなたがたにある…

『ローマびとへの手紙』(5)信仰の従順

ローマ1:5(新改訳) このキリストによって、私たちは恵みと使徒の務めを受けました。それは、御名のためにあらゆる国の人々の中に信仰の従順をもたらすためなのです。 ここにはパウロと彼の同労者が、「キリストによって」、「使徒の務め」を受けたこと…

『ローマびとへの手紙』(4)ダビデの根また子孫

ローマ1:3aー4 御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、聖なる霊によれば、死人からの復活により、御力をもって神の御子と定められた。 これがわたしたちの主イエス・キリストである。 ここでは、御子イエス・キリストに関する簡潔で深遠な啓示が記述…

『ローマびとへの手紙』(3)神の福音は御子に関するものである

ローマ1:1-4 1 キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロから―― 2 この福音は、神が、預言者たちにより、聖書の中で、あらかじめ約束されたものであって、 3 御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの…

『ローマびとへの手紙』(2)キリスト・イエスの僕そして使徒

ローマ1:1-4(前田訳) 1 パウロ、キリスト・イエスの僕、召されて神の福音のため選ばれた使徒から・・ 2 この福音は、神がその預言者たちによって聖書でかねて約束されたもので、 3 そのみ子についてのことです。彼は肉によればダビデの末から生まれ、…

『ローマびとへの手紙』(1)パウロ

ローマ1:1-7 1 キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロから―― 2 この福音は、神が、預言者たちにより、聖書の中で、あらかじめ約束されたものであって、 3 御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの…

要点は、かしらなるキリスト

へブル8:1-2 1 以上述べたことの要点は、このような大祭司がわたしたちのためにおられ、天にあって大能者の御座の右に座し、 2 人間によらず主によって設けられた真の幕屋なる聖所で仕えておられる、ということである。 和訳ではほぼすべてのバージョン…

「カラス」と「異邦人のやもめ」と「死体」

Ⅰ列王17:1-6 1 ギレアデのテシベに住むテシベびとエリヤはアハブに言った、「わたしの仕えているイスラエルの神、主は生きておられます。わたしの言葉のないうちは、数年雨も露もないでしょう」。 2 主の言葉がエリヤに臨んだ、 3 「ここを去って東に…

神のうちに隠されている信仰者の命

コロサイ3:1-4 1 このように、あなたがたはキリストと共によみがえらされたのだから、上にあるものを求めなさい。そこではキリストが神の右に座しておられるのである。 2 あなたがたは上にあるものを思うべきであって、地上のものに心を引かれてはなら…

神の本質に内在するキリストの十字架(5)

ピリピ3:8-12 8 わたしは、更に進んで、わたしの主キリスト・イエスを知る知識の絶大な価値のゆえに、いっさいのものを損と思っている。キリストのゆえに、わたしはすべてを失ったが、それらのものを、ふん土のように思っている。それは、わたしがキリ…