an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

2013-09-30から1日間の記事一覧

部屋の中の死、そして御言葉との出会い

三十一歳の若さでこの世を去った石田徹也氏のこの作品を観て、留学したばかりの一人暮らしの頃を思い出した。イタリアの眩しい光が差し込むガランとした部屋に一人いて、しかし心の中に「死のようなもの」が無言で居座っていた。 まるでこの絵画の中の電車の…