an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

2013-08-31から1日間の記事一覧

雑踏

あらゆる方向から来る光によって、地面に漂う希薄な影。 全ての言葉がオーバーラップして、無意味な雑音になっている。 執拗に時を知らしめる無数の時計。 ガラスに映り込む自分の断片。 みんなそっと捕まえた手の中の蛍を見つめてる。 儚い、儚い、都会の蛍…

森の奥の花

ルカ12:27,28 27 野の花のことを考えて見るがよい。紡ぎもせず、織りもしない。しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。 28 きょうは野にあって、あすは炉に投げ入れられる草で…