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an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

蛇の目的

知恵 終わりの日の警告

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創世記3:1-6

1 さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」。

2 女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許されていますが、

3 ただ園の中央にある木の実については、これを取って食べるな、これに触れるな、死んではいけないからと、神は言われました」。

4 へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。

5 それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。

6 女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。

  蛇は野の生き物のうちで最も狡猾であったが、蛇が豊かで美しいエデンの園を創ったわけでも、命の木と善悪を知る木を植えたわけでもなかった。蛇がアダムに「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」(創世記2:16-17)という、エデンの園で神の前に生きるためのルールを定めたわけでもなかった。

 蛇は他の動物と同様に、創造主によって創られ、彼によって食物を与えられ、支えられ、生きていた。

創世記1:25;30

25 神は地の獣を種類にしたがい、家畜を種類にしたがい、また地に這うすべての物を種類にしたがって造られた。神は見て、良しとされた。 

30 また地のすべての獣、空のすべての鳥、地を這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える。

 神が備えてくださったその恵まれた環境の中で、蛇はサタンの邪悪な目的のために行動した。その目的とは、アダムとエバが神の言葉に背き、生ける神との人格的交わりを失うこと、つまり命である神の霊から離れ「死ぬ」ことであった。

 「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」と言って神の言葉に疑いを植え付けたのは、手段であって蛇の目的ではなかった。「あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」と言って、アダムとエバに「神のように賢くなる」可能性をほのめかしたのも、手段であって目的ではなかった。

 サタンはその邪悪な目的の達成のためには、神の言葉でも、神の被造物でも、疑いも、もっともらしい説得も、偽り(「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう」)でも、真実(「それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」)でも、あらゆるものを利用するのである。サタンのうちには善なるものがないので、真理や善も、偽りや悪と同様に、自分の目的のために利用できるのである。(もしサタンに少しでも善がやどっていたら、利用しよう真理が彼の心を変えることができただろう)。

 パリサイびとらは、聖書を一句一句字義通り読み、暗記し、分析し、実践しているという自覚を持っていた。しかし「年を経たへび」(黙示録20:2)サタンは、彼らの宗教や自己正義、熱心さ、聖書知識を利用して、彼らを「命の源」であるイエス・キリストから引き離す邪悪な目的の達成に成功していたのである。

ヨハネ5:39-40

39 あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。

40 しかも、あなたがたは、命を得るためにわたしのもとにこようともしない。

 エマオへの道を歩いていた二人の弟子たちは、イエス・キリストが個人的に行った旧約聖書の説明を完全に理解したから復活のイエスを認めたのだろうか。ダマスコへの道でサウロ(のちのパウロ)は、旧約聖書の中に啓示されているメシアの預言を完全に理解したから主イエス・キリストに出会ったのだろうか。

 私たち信仰者が命の君であるイエス・キリストを知ったのは、聖書を理性的に理解したからでも、どこかの教会に通って洗礼を受けたからでもない。ただ単純に、自分の罪のために御子が十字架の上で身代わりになって死んでくださったことを信じ、それを告白したことによって、復活の命を受けたのである。

 だからキリストから決して離れず、彼のうちにとどまり続けよう。そしてそれ自体善なることが、悪魔の目的に利用されないよう、共にキリストにあって目をさましていよう。

エペソ4:27

悪魔に機会を与えてはいけない。 

Ⅰペテロ5:8-10

8 身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。

9 この悪魔にむかい、信仰にかたく立って、抵抗しなさい。あなたがたのよく知っているとおり、全世界にいるあなたがたの兄弟たちも、同じような苦しみの数々に会っているのである。

10 あなたがたをキリストにある永遠の栄光に招き入れて下さったあふるる恵みの神は、しばらくの苦しみの後、あなたがたをいやし、強め、力づけ、不動のものとして下さるであろう。 

 

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