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an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

「カラス」と「異邦人のやもめ」と「死体」

知恵 キリストにおいて

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Ⅰ列王17:1-6

1 ギレアデのテシベに住むテシベびとエリヤはアハブに言った、「わたしの仕えているイスラエルの神、主は生きておられます。わたしの言葉のないうちは、数年雨も露もないでしょう」。

2 主の言葉がエリヤに臨んだ、

3 「ここを去って東におもむき、ヨルダンの東にあるケリテ川のほとりに身を隠しなさい。

4 そしてその川の水を飲みなさい。わたしはからすに命じて、そこであなたを養わせよう」。

5 エリヤは行って、主の言葉のとおりにした。すなわち行って、ヨルダンの東にあるケリテ川のほとりに住んだ。

6 すると、からすが朝ごとに彼の所にパンと肉を運び、また夕ごとにパンと肉を運んできた。そして彼はその川の水を飲んだ。 

  主なる神は、激しい飢饉のとき、預言者エリヤをカラス(複数)が運ぶ食物で養うと約束した。しかし、モーセの律法によるとカラスは穢れた忌むべき鳥類に属していた。

レビ11:13-15

13 鳥のうち、次のものは、あなたがたに忌むべきものとして、食べてはならない。それらは忌むべきものである。すなわち、はげわし、ひげはげわし、みさご、

14 とび、はやぶさの類、

15 もろもろのからすの類、

 聖なる神は、食べてはならない忌むべきカラスを用いて預言者を養った。

 飢饉がさらに厳しくなり、イスラエルの地の川が涸れたとき、主なる神はエリヤに異国の地シドン(イスラエルの邪悪な王アハブの妻イゼベルはシドン出身で、彼女の父はシドンの王であった!)へ身を避けるように命じ、その地の極貧のやもめを通して預言者を養うことを約束した。

Ⅰ列王17:7-9

7 しかし国に雨がなかったので、しばらくしてその川はかれた。

8 その時、主の言葉が彼に臨んで言った、

9 「立ってシドンに属するザレパテへ行って、そこに住みなさい。わたしはそのところのやもめ女に命じてあなたを養わせよう」。 

 エリヤがどれだけ選民意識をもっていたかはわからないが、一般的に異邦人を無割礼の民として蔑視していたこと(士師記14:3;15:18)を考えると、その異邦人の、しかもやもめの家に入り、その女に養ってもらうというのは、全く常識はずれの命令であった。

 そのやもめの一人息子が病気となり死んだとき、預言者エリヤは息子の死体に触れることを厭わなかった。

Ⅰ列王17:17-24

17 これらの事の後、その家の主婦であるこの女の男の子が病気になった。その病気はたいそう重く、息が絶えたので、

18 彼女はエリヤに言った、「神の人よ、あなたはわたしに、何の恨みがあるのですか。あなたはわたしの罪を思い出させるため、またわたしの子を死なせるためにおいでになったのですか」。

19 エリヤは彼女に言った、「子をわたしによこしなさい」。そして彼女のふところから子供を取り、自分のいる屋上のへやへかかえて上り、自分の寝台に寝かせ、

20 主に呼ばわって言った、「わが神、主よ、あなたはわたしが宿っている家のやもめにさえ災をくだして、子供を殺されるのですか」。

21 そして三度その子供の上に身を伸ばし、主に呼ばわって言った、「わが神、主よ、この子供の魂をもとに帰らせてください」。

22 主はエリヤの声を聞きいれられたので、その子供の魂はもとに帰って、彼は生きかえった。

23 エリヤはその子供を取って屋上のへやから家の中につれて降り、その母にわたして言った、「ごらんなさい。あなたの子は生きかえりました」。

24 女はエリヤに言った、「今わたしはあなたが神の人であることと、あなたの口にある主の言葉が真実であることを知りました」。

 預言者エリヤはモーセの律法を知らなかったのだろうか。いや、他の誰よりも熱心だったはずである(Ⅰ列王19:10 参照)。

レビ5:2-3

2 また、もし人が汚れた野獣の死体、汚れた家畜の死体、汚れた這うものの死体など、すべて汚れたものに触れるならば、そのことに気づかなくても、彼は汚れたものとなって、とがを得る。

3 また、もし彼が人の汚れに触れるならば、その人の汚れが、どのような汚れであれ、それに気づかなくても、彼がこれを知るようになった時は、とがを得る。

民数記19:11

すべて人の死体に触れる者は、七日のあいだ汚れる。

  律法の時代にありながら、律法の上をいく働きをしていた主なる神の知恵は、十字架の贖罪によってすべてを清めるために御子イエスをこの地上に遣わしたことで、完全なかたちで啓示された。

ローマ3:21-26

21 しかし今や、神の義が、律法とは別に、しかも律法と預言者とによってあかしされて、現された。

22 それは、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、すべて信じる人に与えられるものである。そこにはなんらの差別もない。

23 すなわち、すべての人は罪を犯したため、神の栄光を受けられなくなっており、

24 彼らは、価なしに、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないによって義とされるのである。

25 神はこのキリストを立てて、その血による、信仰をもって受くべきあがないの供え物とされた。それは神の義を示すためであった。すなわち、今までに犯された罪を、神は忍耐をもって見のがしておられたが、

26 それは、今の時に、神の義を示すためであった。こうして、神みずからが義となり、さらに、イエスを信じる者を義とされるのである。