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an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

神の本質に内在するキリストの十字架(2)

十字架の言 キリストにおいて

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出エジプト25:10-22

10 彼らはアカシヤ材で箱を造らなければならない。長さは二キュビト半、幅は一キュビト半、高さは一キュビト半。

11 あなたは純金でこれをおおわなければならない。すなわち内外ともにこれをおおい、その上の周囲に金の飾り縁を造らなければならない。

12 また金の環四つを鋳て、その四すみに取り付けなければならない。すなわち二つの環をこちら側に、二つの環をあちら側に付けなければならない。

13 またアカシヤ材のさおを造り、金でこれをおおわなければならない。

14 そしてそのさおを箱の側面の環に通し、それで箱をかつがなければならない。

15 さおは箱の環に差して置き、それを抜き放してはならない。

16 そしてその箱に、わたしがあなたに与えるあかしの板を納めなければならない。

17 また純金の贖罪所を造らなければならない。長さは二キュビト半、幅は一キュビト半。

18 また二つの金のケルビムを造らなければならない。これを打物造りとし、贖罪所の両端に置かなければならない。

19 一つのケルブをこの端に、一つのケルブをかの端に造り、ケルビムを贖罪所の一部としてその両端に造らなければならない。

20 ケルビムは翼を高く伸べ、その翼をもって贖罪所をおおい、顔は互にむかい合い、ケルビムの顔は贖罪所にむかわなければならない。

21 あなたは贖罪所を箱の上に置き、箱の中にはわたしが授けるあかしの板を納めなければならない。

22 その所でわたしはあなたに会い、贖罪所の上から、あかしの箱の上にある二つのケルビムの間から、イスラエルの人々のために、わたしが命じようとするもろもろの事を、あなたに語るであろう。 

レビ16:1-19

1 アロンのふたりの子が、主の前に近づいて死んだ後、

2 主はモーセに言われた、「あなたの兄弟アロンに告げて、彼が時をわかたず、垂幕の内なる聖所に入り、箱の上なる贖罪所の前に行かぬようにさせなさい。彼が死を免れるためである。なぜなら、わたしは雲の中にあって贖罪所の上に現れるからである。

3 アロンが聖所に、はいるには、次のようにしなければならない。すなわち雄の子牛を罪祭のために取り、雄羊を燔祭のために取り、

4 聖なる亜麻布の服を着、亜麻布のももひきをその身にまとい、亜麻布の帯をしめ、亜麻布の帽子をかぶらなければならない。これらは聖なる衣服である。彼は水に身をすすいで、これを着なければならない。

5 またイスラエルの人々の会衆から雄やぎ二頭を罪祭のために取り、雄羊一頭を燔祭のために取らなければならない。

6 そしてアロンは自分のための罪祭の雄牛をささげて、自分と自分の家族のために、あがないをしなければならない。

7 アロンはまた二頭のやぎを取り、それを会見の幕屋の入口で主の前に立たせ、

8 その二頭のやぎのために、くじを引かなければならない。すなわち一つのくじは主のため、一つのくじはアザゼルのためである。

9 そしてアロンは主のためのくじに当ったやぎをささげて、これを罪祭としなければならない。

10 しかし、アザゼルのためのくじに当ったやぎは、主の前に生かしておき、これをもって、あがないをなし、これをアザゼルのために、荒野に送らなければならない。

11 すなわち、アロンは自分のための罪祭の雄牛をささげて、自分と自分の家族のために、あがないをしなければならない。彼は自分のための罪祭の雄牛をほふり、

12 主の前の祭壇から炭火を満たした香炉と、細かくひいた香ばしい薫香を両手いっぱい取って、これを垂幕の内に携え入り、

13 主の前で薫香をその火にくべ、薫香の雲に、あかしの箱の上なる贖罪所をおおわせなければならない。こうして、彼は死を免れるであろう。

14 彼はまたその雄牛の血を取り、指をもってこれを贖罪所の東の面に注ぎ、また指をもってその血を贖罪所の前に、七たび注がなければならない。

15 また民のための罪祭のやぎをほふり、その血を垂幕の内に携え入り、その血をかの雄牛の血のように、贖罪所の上と、贖罪所の前に注ぎ、

16 イスラエルの人々の汚れと、そのとが、すなわち、彼らのもろもろの罪のゆえに、聖所のためにあがないをしなければならない。また彼らの汚れのうちに、彼らと共にある会見の幕屋のためにも、そのようにしなければならない。

17 彼が聖所であがないをするために、はいった時は、自分と自分の家族と、イスラエルの全会衆とのために、あがないをなし終えて出るまで、だれも会見の幕屋の内にいてはならない。

18 そして彼は主の前の祭壇のもとに出てきて、これがために、あがないをしなければならない、すなわち、かの雄牛の血と、やぎの血とを取って祭壇の四すみの角につけ、

19 また指をもって七たびその血をその上に注ぎ、イスラエルの人々の汚れを除いてこれを清くし、聖別しなければならない。  

民数7:89

さてモーセは主と語るために、会見の幕屋にはいって、あかしの箱の上の、贖罪所の上、二つのケルビムの間から自分に語られる声を聞いた。すなわち、主は彼に語られた。

 エジプトの奴隷生活から解放され、約束の地へ向けて進みだしたイスラエルの民に、主なる神は御自身を礼拝するための幕屋を造るように命じた。その幕屋の最も神聖な空間「至聖所」の中心に、長さ110cm、幅66cm、高さ66cmの金で覆われたアカシア材の箱を置き、その箱の上に二体の黄金のケルビムが向き合うように取り付けられた純金の蓋「贖罪所」を置くように命じた。

 その至聖所には、大祭司が年に一度だけ、贖罪の日にいけにえの血を携えて入ることができた。大祭司でも不用意にその中に入った場合、死が待っていた。大祭司アロンの二人の子ナダブとアビフでさえも、不用意に神の前に立ったために裁きを受けた。 

 最も重要な点は、主なる神がモーセと通してイスラエルの民に語っていた場所が、「贖罪所の上、二つのケルビムの間」という点である。主なる神は、「わたしは雲の中にあって贖罪所の上に現れる」と約束していた。つまり、見ることも触ることもできない神が、御自身のその栄光を人間に顕し、その意思を伝えるの「場所」が、至聖所の中心にある「贖罪所の上、二つのケルビムの間」だったことである。そしてその「贖罪所の上、二つのケルビムの間」には、罪の赦しのために捧げられていたいけにえの血が注がれていたのである。

 この神自ら定めた啓示の方法は、神が御自身を啓示する中心にキリストの十字架の死があることを明確に示しており、またその神の啓示(言葉によるものや現象的なものを含めて、神から来る全ての啓示)がキリストの犠牲の死なしではあり得ないこと、キリストの死を通して人類に与えられていることを予示していたのである。

 

(3)へ続く