an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

静かに、幼子のように


ベルギスタンへようこそ。2030年までにイスラム国家になるベルギー - YouTube

 ヨーロッパ諸国において、この問題はベルギーだけの問題では決してない。帝国主義時代には「キリスト教宣教」を大義に多くの国を植民地化し、その後、自分たちの植民地だった国から単純労働力として移民を受け入れたはいいが、今やどのイデオロギーよりも優れていると自負する「民主主義」の基準によって、イスラム教徒が大多数の意見を代表する時がやがて来ることを恐れている。かたやイスラム圏に「民主主義的精神をもたらすため」という偽善によって、軍事的介入がなされ、対立と憎悪と殺戮の果てしない泥沼があちこちに生まれている。

 しかしどの時代にも、如何なる宗教やイデオロギーの影響化においても、神の名を自己欲の実現に利用する偽善を憎み、武器を手に取らず、暴力を使わず、この世の権力を利用せず、大衆の力に頼らずに、幼子のように神の国を求め、静かにキリストの愛に生きる人々に、父なる神の目は注がれている。

ルカ17:20,21

20 神の国はいつ来るのかと、パリサイ人が尋ねたので、イエスは答えて言われた、「神の国は、見られるかたちで来るものではない。

21 また『見よ、ここにある』『あそこにある』などとも言えない。神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」。 

ルカ18:15-17

15 イエスにさわっていただくために、人々が幼な子らをみもとに連れてきた。ところが、弟子たちはそれを見て、彼らをたしなめた。 

16 するとイエスは幼な子らを呼び寄せて言われた、「幼な子らをわたしのところに来るままにしておきなさい、止めてはならない。神の国はこのような者の国である。 

17 よく聞いておくがよい。だれでも幼な子のように神の国を受けいれる者でなければ、そこにはいることは決してできない」。

Ⅰコリント6:9,10

9 それとも、正しくない者が神の国をつぐことはないのを、知らないのか。まちがってはいけない。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、盗む者、

10 貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者は、いずれも神の国をつぐことはないのである。 

 

関連記事:

地の塩 - an east window