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an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

揺祭とキリストの復活

レビ記23:9-14

9 主はまたモーセに言われた、 

10 「イスラエルの人々に言いなさい、『わたしが与える地にはいって穀物を刈り入れるとき、あなたがたは穀物の初穂の束を、祭司のところへ携えてこなければならない。 

11 彼はあなたがたの受け入れられるように、その束を主の前に揺り動かすであろう。すなわち、祭司は安息日の翌日に、これを揺り動かすであろう。 

12 またその束を揺り動かす日に、一歳の雄の小羊の全きものを燔祭として主にささげなければならない。 

13 その素祭には油を混ぜた麦粉十分の二エパを用い、これを主にささげて火祭とし、香ばしいかおりとしなければならない。またその灌祭には、ぶどう酒一ヒンの四分の一を用いなければならない。 

14 あなたがたの神にこの供え物をささげるその日まで、あなたがたはパンも、焼麦も、新穀も食べてはならない。これはあなたがたのすべてのすまいにおいて、代々ながく守るべき定めである。 

 過越祭の後の最初の安息日の翌日、つまり週の初めの日に、穀物の初穂の束を主の前で揺り動かす「揺祭」が定められていた。祭司がこの穀物の束を主の前に揺り動かすのは、民が主に受け入れられるためであった。

 この「主の前で揺り動かされる初穂の束」は、過越祭の時に十字架の上で死に、週の初めの日に死から復活した御子イエス・キリストの予型である。

マタイ28:1-7

1 さて、安息日が終って、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリヤとほかのマリヤとが、墓を見にきた。 

2 すると、大きな地震が起った。それは主の使が天から下って、そこにきて石をわきへころがし、その上にすわったからである。 

3 その姿はいなずまのように輝き、その衣は雪のように真白であった。 

4 見張りをしていた人たちは、恐ろしさの余り震えあがって、死人のようになった。 

5 この御使は女たちにむかって言った、「恐れることはない。あなたがたが十字架におかかりになったイエスを捜していることは、わたしにわかっているが、 

6 もうここにはおられない。かねて言われたとおりに、よみがえられたのである。さあ、イエスが納められていた場所をごらんなさい。 

7 そして、急いで行って、弟子たちにこう伝えなさい、『イエスは死人の中からよみがえられた。見よ、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。そこでお会いできるであろう』。あなたがたに、これだけ言っておく」。 

Ⅰコリント15:20

しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。 

 これはあくまで推測だが、キリストの復活の時に起きた大きな地震は、律法の中に書かれている「揺祭」と関連しているのかもしれない。マタイの記述によると、大きな地震があったのは、「御使いが天から下ってき、石をわきへ転がし、その上に座ったからである」とある。勿論、石の物理的な運動が地震をもたらしたのではない。この時御子は、復活の初穂として、父なる神の前に「揺り動かされた」と解釈するのは行きすぎだろうか。

 この「揺祭」、御子の復活によって私達は主なる神に受け入れられ、義として認められたのである。

ローマ4:23-25

23 しかし「義と認められた」と書いてあるのは、アブラハムのためだけではなく、 

24 わたしたちのためでもあって、わたしたちの主イエスを死人の中からよみがえらせたかたを信じるわたしたちも、義と認められるのである。 

25 主は、わたしたちの罪過のために死に渡され、わたしたちが義とされるために、よみがえらされたのである。