an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

魂のうめき

Ⅱコリント5:14,15
14 なぜなら、キリストの愛がわたしたちに強く迫っているからである。わたしたちはこう考えている。ひとりの人がすべての人のために死んだ以上、すべての人が死んだのである。
15 そして、彼がすべての人のために死んだのは、生きている者がもはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえったかたのために、生きるためである。

多くのクリスチャンは、何か充たされない気まずさを慢性的に心の奥底に抱えているのではないだろうか。礼拝で賛美し、御言葉を聞き、それなりに祝福を感じるが、何かが足りないことを魂が訴えていることも知っているのだ。


「果たして、イエス・キリストはこれらのことのために十字架の上で命をささげられたのだろうか」
「キリストが私の中に生きているというのに、私は何をしているのだろうか」
「もっともっと深くて、リアルなものがあるのではないか」と、
神を畏れる繊細な良心を持つ人々は呻いている。


父なる神は、御子が十字架の上で六時間以上苦しむのをなすままにされた。
エルサレムにいた全ての人々が、門の外へ出て、ゴルゴタの丘へ引き寄せられるために。


父なる神は、昼の十二時に全地を暗闇で覆った。
十字架の前にいた人々が、そこに留まるように。
彼らの目が、神殿の空しい美しさに奪われないように。
彼らの心が、御子の魂の叫びに震えるように。