an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

無邪気ではいられない(3)

【2】韓国はなぜ反日か?

 この長い記事の内容は、全く関連性が無い様に見えるが、実は複雑な関係の隣人を「自分を愛するように愛す」ためには、「相手をできる限り知る努力をする」ことが必要不可欠であることを教えているという意味で、「クリスチャンとイスラエルの関係」にも共通するものがあると思う。勿論、個人レベルにおいて、難しい人間関係、特に共生しか選択肢がないような状況の場合、さらに相手の譲歩や変化が期待できない時(そもそも期待するのが間違っているのかもしれないが・・・。悲しいかな、人の心は実に弱いのだ)、絶対に必要なことだと思う。

 知り得る限りのことを知り、その知識をベースに、自分自身がイエス・キリストから知恵と愛と力を得る。無邪気で表層的な感情論は、たといそれがポジティブなものであっても、ネガティブなものと同様に健全な関係をもたらすことはできないという事実を、歴史も個人的経験も証明しているのではないだろうか。

 

)へ続く