an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

川の土手

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 川の土手を散歩すると独特の解放感を感じる。一段高いところから見る風景。空は広く、ゆっくりと流れる川の水面はきらきらと光って、ただ座ってそこにいるだけが最高な贅沢に思えてくる。

 しかしふと各地で起こっている大雨による災害を想い出す。そして平和な時には気付かない、この土手の一番大切な役割も。

 物事が順調に進み、特に問題を感じない時もあるかもしれない。毎日、時間は何事もないかのように過ぎているかもしれない。しかしそんな時、自分の足の下にある「土台」について、改めて省察してみるといいかもしれない。

 天気が急激に変わり、全て流し去ってしまうような「鉄砲水」が襲ってくるかもしれないから。