野口嘉則 公式ブログより引用
『象はなぜ逃げ出せないのか?』
インドでは、象を飼う時に、象の足をロープで杭につなぐそうです。
象の力をもってすれば、その杭を抜いて逃げることは簡単なのですが、
象たちは杭を抜こうとしないのです。
象たちは、子像のころからその杭につながれています。
そして、子像のころ何度も杭を抜こうと試みて抜けなかったので、
自分にその杭を抜くことはできないと思っているのです。
大人になって杭を抜く力がついているにもかかわらず・・・
聖書的な人間観によると、人間はむしろ、自分が行きたいところへ行けると思い込んでいる、長い鎖につながれた犬のようだと言える。そして色々動き回っているうちに、段々鎖が絡まって、やがて身動き取れなくなってしまう。
しかしキリストの十字架の力によって、その鎖も断ち切られる。
ヨハネ8:34-36
34 イエスは彼らに答えられた、「よくよくあなたがたに言っておく。すべて罪を犯す者は罪の奴隷である。
35 そして、奴隷はいつまでも家にいる者ではない。しかし、子はいつまでもいる。
36 だから、もし子があなたがたに自由を得させるならば、あなたがたは、ほんとうに自由な者となるのである。