an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

赦しと和解

牧師・長老・監督の適性(4)「悪魔の罠」

Ⅰテモテ3:1-7 1 「もし人が監督の職を望むなら、それは良い仕事を願うことである」とは正しい言葉である。 2 さて、監督は、非難のない人で、ひとりの妻の夫であり、自らを制し、慎み深く、礼儀正しく、旅人をもてなし、よく教えることができ、 3 酒を…

『Breaking the Silence 沈黙を破って:イスラエル元兵士たちの証言』

イスラエル人とかパレスチナ人とかの立場の違いを超えて、一人の生身の人間の良心の在り方に深く考えさせられるビデオである。 兵士としての立場や任務が与える「正当化」でもなだめることのできない良心の呵責。それに対して自分の異常さを正直に認め、正し…

真の悔い改めとサタンの欺き

ある地域教会に一人の男(仮にAとしよう)がいた。彼はその教会の牧会方針を絶えず非難し、結局、口汚く罵りながらその教会から離れて行った。近辺の教会を転々とし、その度に教会指導者に反対し、問題を引き起こしていた。 Aがもともと所属していた母教会の…

赦しと和解について(2)

牧師の解決能力 : 村上 密 Blog 「赦しと和解」これほど切実で、また複雑な問題はない。通常は、「一つの教会の中の信徒らの間で起きた問題を、指導者としての立場の牧師が仲裁に入る」というケースが多いが、牧師自身が当事者である場合や、教団や牧師会の…

赦しの前提とプロセス

ルカ17:1-4 1 イエスは弟子たちに言われた、「罪の誘惑が来ることは避けられない。しかし、それをきたらせる者は、わざわいである。 2 これらの小さい者のひとりを罪に誘惑するよりは、むしろ、ひきうすを首にかけられて海に投げ入れられた方が、まし…

上着を脱いで

ルカ19:28-40 28 イエスはこれらのことを言ったのち、先頭に立ち、エルサレムへ上って行かれた。 29 そしてオリブという山に沿ったベテパゲとベタニヤに近づかれたとき、ふたりの弟子をつかわして言われた、 30 「向こうの村へ行きなさい。そこには…

本当に行うべきことを行ったか

出エジプト32:1-6 1 民はモーセが山を下ることのおそいのを見て、アロンのもとに集まって彼に言った、「さあ、わたしたちに先立って行く神を、わたしたちのために造ってください。わたしたちをエジプトの国から導きのぼった人、あのモーセはどうなった…

ギベオンびとの教訓

ネヘミヤ3:7 その次にギベオンびとメラテヤ、メロノテびとヤドン、および川向こうの州の知事の行政下にあるギベオンとミヅパの人々が修理した。 聖書と真剣に向き合うようになると、それまではカタカナの羅列でしかなかった数々の人物名にプロフィールが…

赦しと和解について(1)

『赦しー新しい人間関係を生み出す』デビッド・アウグスバーガー著 発行・東京ミッション研究所 発売・いのちのことば社 66ページから引用 赦しとは、悔い改めが真実であり、正しい関係が回復し、成就することを、互いに認め合うことにほかならない。赦しは…

キリストの傷の中に

出エジプト32:30-34 30 あくる日、モーセは民に言った、「あなたがたは大いなる罪を犯した。それで今、わたしは主のもとに上って行く。あなたがたの罪を償うことが、できるかも知れない」。 31 モーセは主のもとに帰って、そして言った、「ああ、こ…