an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

聖書による検証

『Pope Francis Declares Lucifer As God』に関する反証(5)

今回のテーマを検証するにあたって旧約・新約の外典や偽典を読み調べているが、自戒のためにも以下の聖句が示している戒告を確認しておこうと思う。 Ⅰテモテ1:3-4 3 わたしがマケドニヤに向かって出発する際、頼んでおいたように、あなたはエペソにとど…

『Pope Francis Declares Lucifer As God』に関する反証(4)

『第一エノク書』の第7章(資料によっては第6章となっている)には、旧約聖書の『創世記』6章1-4節の拡大解釈とも言える記述があり、その中で人間の女性を妻として娶り、子を産ませた天使の「リーダー」としてシェムハザ(Samyaza、Shemhaza、Shemyaza…

『Pope Francis Declares Lucifer As God』に関する反証(3)

旧約聖書におけるサタンの啓示は非常に断片的で、その起源に関して明示している聖句は存在しない。【サタン】という単語は、新旧約聖書全体で46回使われているが、旧約においては13回、しかもその大部分が『ヨブ記』のはじめの2章にある。 歴代上21:…

『Pope Francis Declares Lucifer As God』に関する反証(2)

『Pope Francis Declares Lucifer As God』に関する反証(1) - an east windowにおいてビデオの主張が論拠に欠けるものであると書いたが、私のこの記事の目的はフランシス教皇やカトリック教会の教義を弁護するものではないことを明記しておきたい。カトリ…

『Pope Francis Declares Lucifer As God』に関する反証(1)

Pope Francis Declares Lucifer As God このビデオは「教皇フランシスがルシファーが神であると宣言した」と主張し、ある種の混乱を生み出しているようなので、私の検証・意見を書き記しておこうと思う。 結論から言えば、この主張の論拠として挙げているラ…

「血の戒め」と「キリストの律法」(2)

使徒15:19-21 19 そこで、わたしの意見では、異邦人の中から神に帰依している人たちに、わずらいをかけてはいけない。 20 ただ、偶像に供えて汚れた物と、不品行と、絞め殺したものと、血とを、避けるようにと、彼らに書き送ることにしたい。 21 古…

「血の戒め」と「キリストの律法」(1)

使徒15:1-31 1 さて、ある人たちがユダヤから下ってきて、兄弟たちに「あなたがたも、モーセの慣例にしたがって割礼を受けなければ、救われない」と、説いていた。 2 そこで、パウロやバルナバと彼らとの間に、少なからぬ紛糾と争論とが生じたので、…

「血の戒め」と「聖餐」

ヨハネ6:48-63 48 わたしは命のパンである。 49 あなたがたの先祖は荒野でマナを食べたが、死んでしまった。 50 しかし、天から下ってきたパンを食べる人は、決して死ぬことはない。 51 わたしは天から下ってきた生きたパンである。それを食べる者は…

聖書と人の関係

Ⅱテモテ3:13-17 13 悪人と詐欺師とは人を惑わし人に惑わされて、悪から悪へと落ちていく。 14 しかし、あなたは、自分が学んで確信しているところに、いつもとどまっていなさい。あなたは、それをだれから学んだか知っており、 15 また幼い時から、聖…

終末論の詳細に対する関心について

Ⅰテサロニケ4:13-18 13 兄弟たちよ。眠っている人々については、無知でいてもらいたくない。望みを持たない外の人々のように、あなたがたが悲しむことのないためである。 14 わたしたちが信じているように、イエスが死んで復活されたからには、同様に…

大患難期の目的

よく「『大患難期前携挙説』は、神が備える患難を通らないで自分たちだけ救われたい、という不信仰で卑怯、ご都合主義的考え方だ」という意見を聞くが、果たして聖書的な意見だろうか。 まず第一に、聖書は信仰者が試練や患難、迫害を通ることを明示している…

エルサレムを襲う大地震

黙示録11:12-14 12 その時、天から大きな声がして、「ここに上ってきなさい」と言うのを、彼らは聞いた。そして、彼らは雲に乗って天に上った。彼らの敵はそれを見た。 13 この時、大地震が起って、都の十分の一は倒れ、その地震で七千人が死に、生…

食物の教えに関して

Ⅰコリント10:25-33 25 すべて市場で売られている物は、いちいち良心に問うことをしないで、食べるがよい。 26 地とそれに満ちている物とは、主のものだからである。 27 もしあなたがたが、不信者のだれかに招かれて、そこに行こうと思う場合、自分の…

黙示録3:10に関する検証

終末の時代に起こること――キリスト者の携挙 教会は患難のただ中で守られる 聖書を調べてみましょう。第一に、"再臨は二回、あるいは二段階である""携挙は患難時代の前である"と明確に述べている聖句が、聖書中どこかにあるでしょうか。 どこにもありません。…

幼稚な遊び

(トルコ人アーティストYasam Sasmazerの作品) 子供の時、誰かの足をわざと踏んで、相手が怒って文句を言ったら、「『人が嫌がることをすすんでするような人になりなさい』って先生が言ってただろ」とおどけて見せるという悪戯があった。子供の無邪気な悪戯…

主の御前に立つための備え

ヨハネ21:21-23 21 ペテロはこの弟子を見て、イエスに言った、「主よ、この人はどうなのですか」。 22 イエスは彼に言われた、「たとい、わたしの来る時まで彼が生き残っていることを、わたしが望んだとしても、あなたにはなんの係わりがあるか。あ…

大患難期半ばに起きる出来事

黙示録11:3 そしてわたしは、わたしのふたりの証人に、荒布を着て、千二百六十日のあいだ預言することを許そう」。 主イエスの二人の証人は、エルサレムで千二百六十日、つまり三年半の間、預言することになっている。そしてその証しの期間が終わると、…

七つの封印で封じられた巻物(1)

黙示録5:1-5 1 わたしはまた、御座にいますかたの右の手に、巻物があるのを見た。その内側にも外側にも字が書いてあって、七つの封印で封じてあった。 2 また、ひとりの強い御使が、大声で、「その巻物を開き、封印をとくのにふさわしい者は、だれか」…

第六の封印(1):「地上における十四万四千人」と「天の群衆」

黙示録6:12-14 12 小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、 13 天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。 14 天は…

エゼキエル書4章は、イスラエル建国に関する預言か。

『イスラエル、再建国68周年』http://www.dr-luke.com/freo/view/20160513083338の中で、Grant Jeffrey著『Armagedon-Appointed With Destiny』が引用して、1948年のイスラエル国家建立がエゼキエル書の預言の成就であると主張されて、その根拠となる…

ユダヤ人もギリシヤ人も、一つの御霊によって、「キリストの体」となった

Ⅰコリント12:12-13 12 からだが一つであっても肢体は多くあり、また、からだのすべての肢体が多くあっても、からだは一つであるように、キリストの場合も同様である。 13 なぜなら、わたしたちは皆、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つの…

自殺について

村上 密師のブログの記事『自殺は罪ですか』 これは本当に驚くべき内容である。その原因が何であれ、そして遺された人々が後からどのような説明を加えようとも、一人の魂が自ら命を絶つという選択行為は癒しがたい深い傷を残す。その選択は取返しつかない行…

「あなたがたの中で罪のない者が、まずこの女に石を投げつけるがよい」の誤用

『ティモシー・ケラー牧師の同性愛に関する偽りの教え』や『「同性愛」という鏡に映し出されている信仰者の在り方』のような意見を書くと、必ず「裁くあなたは一体何者か」という批判を受ける。そして有名な「あなたがたの中で罪のない者が、まずこの女に石…

「同性愛」という鏡に映し出されている信仰者の在り方

Ⅰコリント6:9-11 9 それとも、正しくない者が神の国をつぐことはないのを、知らないのか。まちがってはいけない。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、盗む者、 10 貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者…

ティモシー・ケラー牧師の同性愛に関する偽りの教え

What do Christians have against Homosexuality? Tim Keller at Veritas [8 of 11] ティモシー・ケラー牧師に投げかけられた質問は、明確である。「同性愛は罪か。同性愛者は地獄へ行くのか。」 確かに神は例外なくすべての罪びとを愛し、すべての罪びとが…

Amir Tsarfati(アミール・トサルファティ)氏の『中東問題に関する聖書預言』について

中東問題について、聖書預言 AmirTsafati-MiddleEastProphacy おそらくこのビデオに日本語字幕をつけた方が書いた紹介によると、カリフォルニア州の教会(どこの教会だか詳細はない)で講演したAmir Tsarfati(アミール・トサルファティ)氏は、以下のような…

ダマスコについての預言(2)アハズ王の教訓

列王下16:1-9 1 レマリヤの子ペカの第十七年にユダの王ヨタムの子アハズが王となった。 2 アハズは王となった時二十歳で、エルサレムで十六年の間、世を治めたが、その神、主の目にかなう事を先祖ダビデのようには行わなかった。 3 彼はイスラエルの王…

ダマスコについての預言(1)

イザヤ17:1-14 1 ダマスコについての託宣。見よ、ダマスコは町の姿を失って、荒塚となる。 2 その町々はとこしえに捨てられ、家畜の群れの住む所となって、伏しやすむが、これを脅かす者はない。 3 エフライムのとりではすたり、ダマスコの主権はやみ…

主イエスが譬えで語る理由

マタイ13:1-17 1 その日、イエスは家を出て、海べにすわっておられた。 2 ところが、大ぜいの群衆がみもとに集まったので、イエスは舟に乗ってすわられ、群衆はみな岸に立っていた。 3 イエスは譬で多くの事を語り、こう言われた、「見よ、種まきが種…

『牧師・長老・監督の適性(1)』の追記のお知らせ

上の記事に重要な追記を書き加えました。

ルカはヘレニスト・ユダヤ人だったか、それともギリシャ人だったか。

コロサイ4:10-14 10 わたしと一緒に捕われの身となっているアリスタルコと、バルナバのいとこマルコとが、あなたがたによろしくと言っている。このマルコについては、もし彼があなたがたのもとに行くなら、迎えてやるようにとのさしずを、あなたがた…

牧師・長老・監督の適性(3)実践、そして祈り

Ⅰテモテ3:1-7 1 「もし人が監督の職を望むなら、それは良い仕事を願うことである」とは正しい言葉である。 2 さて、監督は、非難のない人で、ひとりの妻の夫であり、自らを制し、慎み深く、礼儀正しく、旅人をもてなし、よく教えることができ、 3 酒を…

牧師・長老・監督の適性(2)ひとりの妻の夫

Ⅰテモテ3:2 さて、監督は、非難のない人で、ひとりの妻の夫であり、自らを制し、慎み深く、礼儀正しく、旅人をもてなし、よく教えることができ、 テトス1:6 長老は、責められる点がなく、ひとりの妻の夫であって、その子たちも不品行のうわさをたてら…

牧師・長老・監督の適性(1)

Ⅰテモテ3:1-7 1 「もし人が監督の職を望むなら、それは良い仕事を願うことである」とは正しい言葉である。 2 さて、監督は、非難のない人で、ひとりの妻の夫であり、自らを制し、慎み深く、礼儀正しく、旅人をもてなし、よく教えることができ、 3 酒を…

信仰者の中にあって語る神の霊(3)

マタイ10:20-27 20 語る者は、あなたがたではなく、あなたがたの中にあって語る父の霊である。 21 兄弟は兄弟を、父は子を殺すために渡し、また子は親に逆らって立ち、彼らを殺させるであろう。 22 またあなたがたは、わたしの名のゆえにすべての人…

信仰者の中にあって語る神の霊(2)

マタイ10:17-20 17 人々に注意しなさい。彼らはあなたがたを衆議所に引き渡し、会堂でむち打つであろう。 18 またあなたがたは、わたしのために長官たちや王たちの前に引き出されるであろう。それは、彼らと異邦人とに対してあかしをするためである…

信仰者の中にあって語る神の霊(1)

マタイ10:1-42 1 そこで、イエスは十二弟子を呼び寄せて、汚れた霊を追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやす権威をお授けになった。 2 十二使徒の名は、次のとおりである。まずペテロと呼ばれたシモンとその兄弟アンデレ、それからゼベダ…

「忘れられた女」ケトラ(6)このわたしはあなたを忘れない。

士師記6:1-16 1 イスラエルの人々はまた主の前に悪をおこなったので、主は彼らを七年の間ミデアンびとの手にわたされた。 2 ミデアンびとの手はイスラエルに勝った。イスラエルの人々はミデアンびとのゆえに、山にある岩屋と、ほら穴と要害とを自分た…

「忘れられた女」ケトラ(5)そして再び

次にアブラハムのそばめケトラの子孫であるミデアンびとが聖書に登場するのは、イスラエルの民が主なる神の力によってエジプトの奴隷生活から解放され、四十年という歳月の間、荒野を彷徨った果てにやっとヨルダン川東岸にたどり着いたときであった。 民数記…

「忘れられた女」ケトラ(4)モーセ

アブラハムの二人のそばめ、ハガルとケトラの子孫らによって、アブラハムの祝福を継ぐヨセフは父ヤコブから引き離され、エジプトで奴隷として売られた。しかしそれはすべて主なる神の計画によるものであった。そのヨセフを通して、神はヤコブの全家族をエジ…

「忘れられた女」ケトラ(3)

創世記25:1-6 1 アブラハムは再び妻をめとった。名をケトラという。 2 彼女はジムラン、ヨクシャン、メダン、ミデアン、イシバクおよびシュワを産んだ。 3 ヨクシャンの子はシバとデダン。デダンの子孫はアシュリびと、レトシびと、レウミびとである。…

「忘れられた女」ケトラ(2)

創世記25:1-8 1 アブラハムは再び妻をめとった。名をケトラという。 2 彼女はジムラン、ヨクシャン、メダン、ミデアン、イシバクおよびシュワを産んだ。 3 ヨクシャンの子はシバとデダン。デダンの子孫はアシュリびと、レトシびと、レウミびとである。…

「忘れられた女」ケトラ(1)

創世記25:1-10 1 アブラハムは再び妻をめとった。名をケトラという。 2 彼女はジムラン、ヨクシャン、メダン、ミデアン、イシバクおよびシュワを産んだ。 3 ヨクシャンの子はシバとデダン。デダンの子孫はアシュリびと、レトシびと、レウミびとである…

聖霊のバプテスマに関する個人的証しと省察(5)

天の父から与えられる「良い贈り物」の約束 ルカ11:13 このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天の父はなおさら、求めて来る者に聖霊を下さらないことがあろうか」。 参照: ヤコブ1…

聖霊のバプテスマに関する個人的証しと省察(4)

聖霊のバプテスマに関して、あまり重視されていないが非常に重要な点がある。聖霊のバプテスマと、キリストの体である教会との関係である。実際、聖霊のバプテスマは個人的な経験以上のものであり、教会のいのちを革新する「新陳代謝」的働きをする。ゆえに…

聖霊のバプテスマに関する個人的証しと省察(3)

私が聖霊のバプテスマを受けることを必死で祈り求めていた時期は、使徒パウロの二つの告白「わたしは自分のしていることが、わからない。」「わたしは、なんというみじめな人間なのだろう。」(ローマ7:15,24)によって、表現できる。私は熱心に求め…

聖霊のバプテスマに関する個人的証しと省察(2)

もし私が聖霊のバプテスマに関して聖書にどこに書かれているか熟知していたとしても、実際の生活の中で聖霊のバプテスマが何をもたらすかを見ていなかったら、私の探求心はそれほど覚醒されていなかったかもしれない。しかし、現実に私は多くの兄弟姉妹が聖…

聖霊のバプテスマに関する個人的証しと省察(1)

キリストのある一人の姉妹から、聖霊のバプテスマについて意見を聞かれたので、シリーズで記事にしてみたい。ただ実際に書き始めようとすると、クリアしなければいけない個人的な葛藤が多くあるのに改めて気づかされた。それは私が聖霊のバプテスマの真理を…

「聖書は異邦人のためにではない」という意見の検証

聖書は異邦人のためではない - 聖書とユダヤ人 予め明記しておくが、私の他の人のブログで主張されているテーマを論証するときは、論者個人に対する批判が目的ではなく、あくまでテーマ自身を対象にしたものである。また私自身の目的も、中世の異端裁判の真…

御子を信じる者は裁かれない。信じない者はすでに裁かれている。

ヨハネ3:16-21 16 神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。 17 神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われ…