an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

教会

信徒の交わりの自浄責任

Ⅰコリント5:1-13 1 現に聞くところによると、あなたがたの間に不品行な者があり、しかもその不品行は、異邦人の間にもないほどのもので、ある人がその父の妻と一緒に住んでいるということである。 2 それだのに、なお、あなたがたは高ぶっている。むし…

教会の政治形態とその霊(3)

たとえ新約聖書的な教会政治形態を適用したとしても、その霊と目的がずれていたら形式的なものでしかなく、様々な問題が発生してくることは避けられないことはすでに書き記した。 最も理想的なシステムを取り入れたとしても、共同体における聖書の学びと祈り…

教会の政治形態とその霊(2)

そもそも新約聖書は、「教会」をどのような存在として啓示しているだろうか。以下、教会の本質に関する基本的啓示を列挙してみる。 教会はキリストのものであり、ある特定の人間の所有物ではない。そしてキリスト自身が教会を建て上げ、成長させるのであって…

教会の政治形態とその霊(1)

教会政治形態(地域教会がどの様な組織形態によって運営・管理されるべきかという問題)について、ある人物と話す機会があった。彼の意見では、新約聖書には牧師一人と数人の役員によって構成された権威集中型の牧会は一例もなく、複数の長老たちのグループ…

風通しのいい「教会」

ヨハネ3:5-8 5 イエスは答えられた、「よくよくあなたに言っておく。だれでも、水と霊とから生れなければ、神の国にはいることはできない。 6 肉から生れる者は肉であり、霊から生れる者は霊である。 7 あなたがたは新しく生れなければならないと、わた…

作為の霊

マタイ7:21-23 21 わたしにむかって『主よ、主よ』と言う者が、みな天国にはいるのではなく、ただ、天にいますわが父の御旨を行う者だけが、はいるのである。 22 その日には、多くの者が、わたしにむかって『主よ、主よ、わたしたちはあなたの名によ…

イエス・キリストの眼差し

「使徒行伝に書かれた信仰生活をモデルにしている」というモットーを掲げて、自らの信仰や教会の正統性を主張する個人や教団などがある。私個人、納得できない違和感を感じながらも、よく検証することもなかった。しかし、そのような主張をしていた教会が、…

Amish - A Secret Life

Amish - A Secret Life (BBC 2012) - YouTube 家庭は教会であり、家庭礼拝が教会の核であることを静かに証ししている。 聖書、祈り、賛美、そして交わり。

什一献金について(3)教会運営の金銭感覚

ブログ『命と性の日記~日々是命、日々是性』 「今どき男子を考える(4)~イメージ系男子」より引用 従来の「もてたがり見栄張り系男子」は、一定の経済的裏づけと金銭管理能力がありました。正社員で終身雇用で安定収入なので、多少無理をしても経済的な…

「日曜日礼拝参加厳守」について

「日曜日礼拝参加厳守」について、ある掲示板で議論になっている。投稿を試みたが、うまくできなかったので、とりあえず自分のブログに書き記すことにした。 「日曜日礼拝厳守」と言うテーマで議論になっているが、まず「日曜日礼拝」と「厳守」という二つの…

なぜ礼拝に参加するのか

へブル10:19-26 19 兄弟たちよ。こういうわけで、わたしたちはイエスの血によって、はばかることなく聖所にはいることができ、 20 彼の肉体なる幕をとおり、わたしたちのために開いて下さった新しい生きた道をとおって、はいって行くことができるの…

教会の本質―マタイ18章の考察(6)

マタイ18:21-25 21 そのとき、ペテロがイエスのもとにきて言った、「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯した場合、幾たびゆるさねばなりませんか。七たびまでですか」。 22 イエスは彼に言われた、「わたしは七たびまでとは言わない。七たびを七十倍…

教会の本質―マタイ18章の考察(5)

マタイ18:18-20 18 よく言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天でも皆つながれ、あなたがたが地上で解くことは、天でもみな解かれるであろう。 19 また、よく言っておく。もしあなたがたのうちのふたりが、どんな願い事についても地上で心…

教会の本質―マタイ18章の考察(4)

マタイ18:15-17 15 もしあなたの兄弟が罪を犯すなら、行って、彼とふたりだけの所で忠告しなさい。もし聞いてくれたら、あなたの兄弟を得たことになる。 16 もし聞いてくれないなら、ほかにひとりふたりを、一緒に連れて行きなさい。それは、ふたり…

教会の本質―マタイ18章の考察(3)

マタイ18:15-17 15 もしあなたの兄弟が罪を犯すなら、行って、彼とふたりだけの所で忠告しなさい。もし聞いてくれたら、あなたの兄弟を得たことになる。 16 もし聞いてくれないなら、ほかにひとりふたりを、一緒に連れて行きなさい。それは、ふたり…

教会の本質―マタイ18章の考察(2)

マタイ18:6-14 6 しかし、わたしを信ずるこれらの小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけられて海の深みに沈められる方が、その人の益になる。 7 この世は、罪の誘惑があるから、わざわいである。罪の誘惑は必ず来る。しかし…

教会の本質―マタイ18章の考察(1)

マタイ18:1-5 1 そのとき、弟子たちがイエスのもとにきて言った、「いったい、天国ではだれがいちばん偉いのですか」。 2 すると、イエスは幼な子を呼び寄せ、彼らのまん中に立たせて言われた、 3 「よく聞きなさい。心をいれかえて幼な子のようになら…

教会について

「教会」について歪んだ考えを持っている人は少なくない。神を礼拝する人間と神を礼拝する行為という二つの要素に、礼拝する場所である建造物を加えてしまうのである。しかも、それがまるで不可欠な要素であるかのような考え方に縛られてしまっているのであ…

キリストの体(2)自傷行為

ガラテヤ5:15 気をつけるがよい。もし互にかみ合い、食い合っているなら、あなたがたは互に滅ぼされてしまうだろう。 もし「自傷行為」「Self-harm」という言葉で画像検索をしたら、その直視できないような画像に身の縮む思いをするだろう。 冒頭の聖句…

キリストの体(1)

Ⅰコリント12:12-27 12 からだが一つであっても肢体は多くあり、また、からだのすべての肢体が多くあっても、からだは一つであるように、キリストの場合も同様である。 13 なぜなら、わたしたちは皆、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つの…

現代福音宣教の問題点(4)「最大限における虚」と「最小限における充」

マタイ18:20 ふたりまたは三人が、わたしの名によって集まっている所には、わたしもその中にいるのである。 この聖句は、礼拝における主イエス・キリストの臨在と祝福を保証する神の約束として、頻繁に引用される。しかし、この聖句が置かれている文脈…