an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

救いへの一歩

聖書の啓示に基づいた御子イエスとの出会い:ピリポ

ヨハネ1:43-45(口語訳) 43 その翌日、イエスはガリラヤに行こうとされたが、ピリポに出会って言われた、「わたしに従ってきなさい」。 44 ピリポは、アンデレとペテロとの町ベツサイダの人であった。 45 このピリポがナタナエルに出会って言った、…

イザヤ書の預言からイエス・キリストを宣べ伝えたピリポ

使徒8:26-40 26 しかし、主の使がピリポにむかって言った、「立って南方に行き、エルサレムからガザへ下る道に出なさい」(このガザは、今は荒れはてている)。 27 そこで、彼は立って出かけた。すると、ちょうど、エチオピヤ人の女王カンダケの高官…

ハデスにおいて(3)待ち焦がれていた信仰の義人たちの喜び

旧約聖書が啓示するところのシェオル(ギリシャ語LXX訳ではハデス)において、「アブラハムのふところ」にいた人々は、ただ単に地上の生を終えた魂というだけでなく、信仰によって神の約束の成就を切望していた魂だったことを知ることは非常に重要である。 …

キリストの出現とその御国とを思い

Ⅱテモテ4:1-5 1 神のみまえと、生きている者と死んだ者とをさばくべきキリスト・イエスのみまえで、キリストの出現とその御国とを思い、おごそかに命じる。 2 御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて…

夜、イエスのもとにきて

ヨハネ2:23-25 23 過越の祭の間、イエスがエルサレムに滞在しておられたとき、多くの人々は、その行われたしるしを見て、イエスの名を信じた。 24 しかしイエスご自身は、彼らに自分をお任せにならなかった。それは、すべての人を知っておられ、 25 …

御子イエス・キリストという名の充溢(4)

ルカ8:40-48 40 イエスが帰ってこられると、群衆は喜び迎えた。みんながイエスを待ちうけていたのである。 41 するとそこに、ヤイロという名の人がきた。この人は会堂司であった。イエスの足もとにひれ伏して、自分の家においでくださるようにと、し…

主なる神が「偽りを信じるように迷わす力を送る」時がやがて来る

Ⅱテサロニケ2:9-12 9 不法の者が来るのは、サタンの働きによるのであって、あらゆる偽りの力と、しるしと、不思議と、 10 また、あらゆる不義の惑わしとを、滅ぶべき者どもに対して行うためである。彼らが滅びるのは、自分らの救となるべき真理に対す…

救われていないから救いを求め、そして「信じる者はみな救われる」

信じる者は救われる、のか 社会学者 橋爪大三郎 :日本経済新聞 信じる者は救われる、のか 社会学者 橋爪大三郎 2017/11/14 14:00 情報元 日本経済新聞 電子版 スピリチュアル(霊性)の話の三回目。 救世軍(メソジスト教会系)の社会鍋。♪信じる者はみーん…

私たちの理解を超える御子の働きかけ

ヨハネ5:1-14 1 こののち、ユダヤ人の祭があったので、イエスはエルサレムに上られた。 2 エルサレムにある羊の門のそばに、ヘブル語でベテスダと呼ばれる池があった。そこには五つの廊があった。 3 その廊の中には、病人、盲人、足なえ、やせ衰えた者…

「あなたの信仰があなたを救ったのだ」

ルカ17:11-19 11 イエスはエルサレムへ行かれるとき、サマリヤとガリラヤとの間を通られた。 12 そして、ある村にはいられると、十人のらい病人に出会われたが、彼らは遠くの方で立ちとどまり、 13 声を張りあげて、「イエスさま、わたしたちをあわ…

「神の子羊」の眼差しの奥

マルコ10:19-27 17 イエスが道に出て行かれると、ひとりの人が走り寄り、みまえにひざまずいて尋ねた、「よき師よ、永遠の生命を受けるために、何をしたらよいでしょうか」。 18 イエスは言われた、「なぜわたしをよき者と言うのか。神ひとりのほか…

「神の歩む音」への恐れ

創世記3:8-13 8 彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。 9 主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。 10 彼は答えた…

「永遠の神の計画」と「人間から見た時間の概念」

歴史と時間の相関性を「螺旋構造」と見なす観点は、非常に興味深いと思うと同時に、時空を超えた永遠の霊なる神の観点はどうなんだろう、という思いが私のうちに生じた。 時間と空間の制限の中に生ける人間から見た「過去」「現在」「未来」を、御子のうちに…

第一の封印:定められた時になって現れる反キリスト?

黙示録6:1-2 1 小羊がその七つの封印の一つを解いた時、わたしが見ていると、四つの生き物の一つが、雷のような声で「きたれ」と呼ぶのを聞いた。 2 そして見ていると、見よ、白い馬が出てきた。そして、それに乗っている者は、弓を手に持っており、ま…

十字架に示されている不変の愛

ヨハネ13:1-10 1 過越の祭の前に、イエスは、この世を去って父のみもとに行くべき自分の時がきたことを知り、世にいる自分の者たちを愛して、彼らを最後まで愛し通された。 2 夕食のとき、悪魔はすでにシモンの子イスカリオテのユダの心に、イエスを…

この幼な子のように

マタイ18:1-5 1 そのとき、弟子たちがイエスのもとにきて言った、「いったい、天国ではだれがいちばん偉いのですか」。 2 すると、イエスは幼な子を呼び寄せ、彼らのまん中に立たせて言われた、 3 「よく聞きなさい。心をいれかえて幼な子のようになら…

エルサレムでもない所で

ヨハネ4:19-24 19 女はイエスに言った、「主よ、わたしはあなたを預言者と見ます。 20 わたしたちの先祖は、この山で礼拝をしたのですが、あなたがたは礼拝すべき場所は、エルサレムにあると言っています」。 21 イエスは女に言われた、「女よ、わた…

取税人の祈り:「神様、罪人のわたしをおゆるしください」

ルカ18:9-14 9 自分を義人だと自任して他人を見下げている人たちに対して、イエスはまたこの譬をお話しになった。 10 「ふたりの人が祈るために宮に上った。そのひとりはパリサイ人であり、もうひとりは取税人であった。 11 パリサイ人は立って、ひと…

『イエス様は僕の心の中にいる』

毎日、各地にいる信仰者の兄弟姉妹からWhatsApp(ヨーロッパで普及している、ラインのようなSMSアプリ)に様々なメッセージが届く。聖句だけのものやイラストや写真に聖句が入っているもの、そして証しのショート・メッセージのようなものまで色々なタイプが…

「決断主義」に関する有益な記事

「決断主義(decisionism)」に関する非常に重要だと思える記事を読んだので紹介してみたい。 特に心を打った箇所を以下引用する。 19世紀の最も偉大な神学者のひとりであるロバート・ダブニーは、キリストへの決断のためにカウンセリングを受けた人々が抱…

大空は御手のわざを示す

秋の不安定な天気が生み出す一瞬の表情。陽が沈むのを惜しむかのように、雲が青く輝いている。 ダビデの詩篇が自然に口に出てくる。 詩篇19 1 聖歌隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌 もろもろの天は神の栄光をあらわし、大空はみ手のわざをしめす。 …

イタリア中部地震

(13世紀の鍾塔が崩壊せず立っている。その時計の針は、最初の揺れが起きた3時37分を指したまま止まっている。) 今回の地震では、特にAmatrice(アマトリーチェ 動詞Amareから派生する「愛する人」「恋人」「アマチュア」という意味)という町が被害が…

「何も見えず、何も持っていなかった」バルテマイの信仰

マルコ10:32-52 32 さて、一同はエルサレムへ上る途上にあったが、イエスが先頭に立って行かれたので、彼らは驚き怪しみ、従う者たちは恐れた。するとイエスはまた十二弟子を呼び寄せて、自分の身に起ろうとすることについて語りはじめられた、 33 …

「点」と「線」の出会い

マルコ10:46-52 46 それから、彼らはエリコにきた。そして、イエスが弟子たちや大ぜいの群衆と共にエリコから出かけられたとき、テマイの子、バルテマイという盲人のこじきが、道ばたにすわっていた。 47 ところが、ナザレのイエスだと聞いて、彼は…

良心の呵責と隠蔽、そして罪からの解放

自分の悪事の「証拠」を消しても罪にならないって本当? | ネタ・おもしろ・エンタメ | 大学生活 | マイナビ 学生の窓口から抜粋 ところが、この法律は「他人の刑事事件」に関する証拠と明記されている。つまりは自分の悪事の証拠を隠しても、証拠隠滅罪には…

私たちに自省を促す神からのメッセージ

先日12日、イタリア南部のプーリア州バーリ北部で起きた電車の衝突事故によって、23名の犠牲者の方々が亡くなった。その犠牲者のうち、約100km/hで衝突した衝撃によって飛散した電車の破片の直撃を受け、たまたまその事故現場に居合わせた老人が亡…

第五の封印(1):祭壇の下にいる人々の魂の叫び

黙示録6:9-11 9 小羊が第五の封印を解いた時、神の言のゆえに、また、そのあかしを立てたために、殺された人々の霊魂が、祭壇の下にいるのを、わたしは見た。 10 彼らは大声で叫んで言った、「聖なる、まことなる主よ。いつまであなたは、さばくことを…

わたしは、すぐに来る。

黙示録1:1-3 1 イエス・キリストの黙示。この黙示は、神が、すぐにも起るべきことをその僕たちに示すためキリストに与え、そして、キリストが、御使をつかわして、僕ヨハネに伝えられたものである。 2 ヨハネは、神の言とイエス・キリストのあかしと、…

「第三神殿建造による変革」と「主イエス・キリストによる救いの喜び」

サイト『聖書を歴史的背景から読む』のhirokuro氏の聖書解釈法や多くの意見には同意できないが、記事『古代ユダヤ教と現代ユダヤ教の違い』はとても興味深いと思う。特に第三神殿建造に対する現代ユダヤ教のとまどいに関する視点は面白いと思ったので、部分…

『ローマびとへの手紙』(41)彼によって神の怒りから救われるであろう

ローマ5:5-11 5 そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。 6 わたしたちがまだ弱かったころ、キリストは、時いたって、不信心な者たちのために死んで…