an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

ローマびとへの手紙

『ローマびとへの手紙』(20)真理を拒否する心

ローマ3:1-9 1 では、ユダヤ人のすぐれている点は何か。また割礼の益は何か。 2 それは、いろいろの点で数多くある。まず第一に、神の言が彼らにゆだねられたことである。 3 すると、どうなるのか。もし、彼らのうちに不真実の者があったとしたら、その…

『ローマびとへの手紙』(19)罪びとの不真実によって、神の真実は無になるであろうか。

ローマ3:1-9 1 では、ユダヤ人のすぐれている点は何か。また割礼の益は何か。 2 それは、いろいろの点で数多くある。まず第一に、神の言が彼らにゆだねられたことである。 3 すると、どうなるのか。もし、彼らのうちに不真実の者があったとしたら、その…

『ローマびとへの手紙』(18)「心の割礼」「神からくる誉」

ローマ2:25-29 25 もし、あなたが律法を行うなら、なるほど、割礼は役に立とう。しかし、もし律法を犯すなら、あなたの割礼は無割礼となってしまう。 26 だから、もし無割礼の者が律法の規定を守るなら、その無割礼は割礼と見なされるではないか。 27…

『ローマびとへの手紙』(17)自己欺瞞と偽善の誘惑

ローマ2:17-24 17 もしあなたが、自らユダヤ人と称し、律法に安んじ、神を誇とし、 18 御旨を知り、律法に教えられて、なすべきことをわきまえており、 19&20 さらに、知識と真理とが律法の中に形をとっているとして、自ら盲人の手引き、やみにおる…

『ローマびとへの手紙』(16)律法なしで生きる者も、律法のもとで生きる者も、

ローマ2:12-16 12 そのわけは、律法なしに罪を犯した者は、また律法なしに滅び、律法のもとで罪を犯した者は、律法によってさばかれる。 13 なぜなら、律法を聞く者が、神の前に義なるものではなく、律法を行う者が、義とされるからである。 14 すな…

『ローマびとへの手紙』(15)「為すべからざる事を自ら行っているのに、同じことを行っている他人を裁く」偽善

ローマ2:1-11 1 だから、ああ、すべて人をさばく者よ。あなたには弁解の余地がない。あなたは、他人をさばくことによって、自分自身を罪に定めている。さばくあなたも、同じことを行っているからである。 2 わたしたちは、神のさばきが、このような事…

『ローマびとへの手紙』(14)邪悪な選択の本質

ローマ1:28-32 28 そして、彼らは神を認めることを正しいとしなかったので、神は彼らを正しからぬ思いにわたし、なすべからざる事をなすに任せられた。 29 すなわち、彼らは、あらゆる不義と悪と貪欲と悪意とにあふれ、ねたみと殺意と争いと詐欺と悪…

『ローマびとへの手紙』(13)神による放棄

ローマ1:24-32 24 ゆえに、神は、彼らが心の欲情にかられ、自分のからだを互にはずかしめて、汚すままに任せられた。 25 彼らは神の真理を変えて虚偽とし、創造者の代りに被造物を拝み、これに仕えたのである。創造者こそ永遠にほむべきものである、…

『ローマびとへの手紙』(12)弁解の余地のない者を弁明する「キリストの血」

ローマ1:18-25 18 神の怒りは、不義をもって真理をはばもうとする人間のあらゆる不信心と不義とに対して、天から啓示される。 19 なぜなら、神について知りうる事がらは、彼らには明らかであり、神がそれを彼らに明らかにされたのである。 20 神の見…

『ローマびとへの手紙』(11)創造者の代りに「獣」を拝むことになる

ローマ1:22-25 22 彼らは自ら知者と称しながら、愚かになり、 23 不朽の神の栄光を変えて、朽ちる人間や鳥や獣や這うものの像に似せたのである。 24 ゆえに、神は、彼らが心の欲情にかられ、自分のからだを互にはずかしめて、汚すままに任せられた。 …

『ローマびとへの手紙』(10)彼らには弁解の余地がない

ローマ1:18-25 18 神の怒りは、不義をもって真理をはばもうとする人間のあらゆる不信心と不義とに対して、天から啓示される。 19 なぜなら、神について知りうる事がらは、彼らには明らかであり、神がそれを彼らに明らかにされたのである。 20 神の見…

『ローマびとへの手紙』(9)福音のうちに啓示されている神の義

ローマ1:17(口語訳) 神の義は、その福音の中に啓示され、信仰に始まり信仰に至らせる。これは、「信仰による義人は生きる」と書いてあるとおりである。 文語訳 神の義はその福音のうちに顯れ、信仰より出でて信仰に進ましむ。録して『義人は信仰により…

『ローマびとへの手紙』(8)わたしは福音を恥としない

ローマ1:14-17 14 わたしには、ギリシヤ人にも未開の人にも、賢い者にも無知な者にも、果すべき責任がある。 15 そこで、わたしとしての切なる願いは、ローマにいるあなたがたにも、福音を宣べ伝えることなのである。 16 わたしは福音を恥としない。…

『ローマびとへの手紙』(7)使徒パウロの切なる願い

ローマ1:10-15 10 わたしは、祈のたびごとに、絶えずあなたがたを覚え、いつかは御旨にかなって道が開かれ、どうにかして、あなたがたの所に行けるようにと願っている。このことについて、わたしのためにあかしをして下さるのは、わたしが霊により、…

『ローマびとへの手紙』(6)ローマの聖徒たちの信仰

ローマ1:6-8 6 あなたがたもまた、彼らの中にあって、召されてイエス・キリストに属する者となったのである―― 7 ローマにいる、神に愛され、召された聖徒一同へ。わたしたちの父なる神および主イエス・キリストから、恵みと平安とが、あなたがたにある…

『ローマびとへの手紙』(5)信仰の従順

ローマ1:5(新改訳) このキリストによって、私たちは恵みと使徒の務めを受けました。それは、御名のためにあらゆる国の人々の中に信仰の従順をもたらすためなのです。 ここにはパウロと彼の同労者が、「キリストによって」、「使徒の務め」を受けたこと…

『ローマびとへの手紙』(4)ダビデの根また子孫

ローマ1:3aー4 御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、聖なる霊によれば、死人からの復活により、御力をもって神の御子と定められた。 これがわたしたちの主イエス・キリストである。 ここでは、御子イエス・キリストに関する簡潔で深遠な啓示が記述…

『ローマびとへの手紙』(3)神の福音は御子に関するものである

ローマ1:1-4 1 キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロから―― 2 この福音は、神が、預言者たちにより、聖書の中で、あらかじめ約束されたものであって、 3 御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの…

『ローマびとへの手紙』(2)キリスト・イエスの僕そして使徒

ローマ1:1-4(前田訳) 1 パウロ、キリスト・イエスの僕、召されて神の福音のため選ばれた使徒から・・ 2 この福音は、神がその預言者たちによって聖書でかねて約束されたもので、 3 そのみ子についてのことです。彼は肉によればダビデの末から生まれ、…

『ローマびとへの手紙』(1)パウロ

ローマ1:1-7 1 キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロから―― 2 この福音は、神が、預言者たちにより、聖書の中で、あらかじめ約束されたものであって、 3 御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの…