an east window

夜明けとなって、明けの明星が心の中に上るまで

2013-05-22から1日間の記事一覧

私の隣人、私が隣人

ルカ10:25-37 この有名は『善きサマリア人』のたとえ話は、ある律法学者が自分がするべきことをしていないことに対して自己を正当化しようとしたことが発端となり、イエス・キリストが語ったストーリーである。 自分が知っているなすべき善、『あな…

わが神、わが神。どうして私をお見捨てになったのですか。

マタイ27:46 「わが神、わが神。どうして私をお見捨てになったのですか。」 救い主が呪いの十字架の上で叫んでいる。 しかし彼の口からは、自分を十字架に架けた宗教家達を罵倒する言葉は決して出てこない。 嘲笑する権力者達に命乞いもしない。 自分を…

ゲハジの神

II 列王記5章20-27節 神の預言者エリシャに仕えていた若者ゲハジは、病気から癒されたばかりのアラムの将軍ナアマンを追いかけた。そして自分の主人エリシャの名によって、ナアマンに贈り物を求めた。 「私の主人は私にこう言ってよこしました。『たっ…

宮清め

聖書を読むとイエス・キリストは地上における三年半の公の働きの間、所謂「宮清め」を二回行ったことがわかる。一度目は公の働きを始めた直後(ヨハネ2:13-17)、二度目は十字架の死を目前が迫った過越の祭りの前に行った(マタイ21:12-13、…